知床のバイダルカ

２００７年の第2回知床シンポジウムでバイダルカに乗りました。北海道の松原さんが作ったカヤックです。

骨組みが美しい。昔のカヤックと構造は同じです。人間が作るモノとして高い完成度だと感じます。

静水で試乗するのではなく実際に荷物を積んでキャンプツーリング、、しかも厳しい地形で乗って分かることが沢山ありました。現代のカヤックとは扱い方が異なります。 丈夫さという点では現代のプラスチック製のカヤックが数段優れてます。しかし荒野に暮らしているとプラスチック製カヤックを自分で作ることはできません。「現代重工業」が無くても作れる。直せる。それがバイダルカの最も優れている点だと思います。