もちょっと明るく [道具(Materials)]
アベンシスのヘッドライト。ノーマルバルブ(電球)でも普通に十分な明るさです。問題ありませんでしたが前の車(VWパサートワゴン)用に買った明るいハロゲンバルブが余ってたので、付け替えてました。確実に明るくなったことが実感できます。
車をアベンシスに替えてからネットで色々と情報収集してることが多くなり、こんな製品を発見。興味半分に購入。1台分で2600円です。
アベンシスのヘッドライトバルブ交換は難しいというのが定説です。部品設計のまずさがあり、リコールの原因にもなってます。ネッツトヨタ店のサービスさん曰く「バンパー外さなくてもバルブ交換できます。でもお客様ご自身で作業されるのはお勧めしません。」とのこと。yoneもそう思います。リコールになった原因を理解してないと不具合の元になりそう。
初回は部品が外れなくてネッツ店に作業依頼しましたが、「バンパー外さなくても、、、」なら今回は自分でやろっかな。。。
以下、作業手順の報告です。
まずはエンジン前のカバーを外します。計7箇所のフックを外す。
ホックの真ん中を押さないようドライバーなどで回すと中央部分が上に上がります。こうするとホックを取ることができる。
カバーは2枚。
右のヘッドライトはこの奥にあります。 すぐ後ろにウオッシャー液の注ぎ口があり。手を入れるスペースが狭い。欧州のユーザー情報交換サイトを読んでると、皆さん手が入らず難儀してるようです。しかし日本人の手ならなんとか入ります。日本人でよかった。
ヘッドライトユニットの蓋とウォッシャーのパイプが接近してますね。これはちと狭い。
ヘッドライトユニットの後ろカバー。内側のここを押すとロックが外れて後ろに開きます。外側にも引っかけがあり、様子を見ながら動かして外します。
ウォッシャー注入口とABSアクチュエーターを避けながら蓋を取り出します。
蓋はこんな形状になってる。
外側の爪はこの3箇所。蓋をはめるときにここがキチンと入らないまま取り付けてしまう不具合が多発。ライトユニット内部に水が入ってライトが暗くなる故障に発展してしまい、ライトユニットごと交換するリコール対象になってます。
バルブを押さえてる針金クリップをはずして、バルブ取り出し。狭くて落としそうなので、コネクタを差したまま取り出しました。
ここまで引っ張り出してから、コネクタを抜いてバルブ交換です。
左が今まで付けてたPIAAのHIGHT POWER ハロゲンバルブ。安売りで1台分1980円。十分に明るいバルブでした。
右は今回購入したPHILIPSのバルブ。両方ともガラスは透明です。最近は青色のバルブが流行りですが、色付いてる分確実に暗いです。明るさを期待するとちょっとガッカリするはず。
バルブの接点には専用グリスを塗布。これは省略可。
バルブを取り付けたら蓋を閉めるのですが、ここからがポイント。外側の受け部分に蓋の爪を確実に差し込む必要あります。
蓋を付けるとき外側の受け部分は見えにくくなるので、隙間からライトで照らして注意深く位置合わせしながらセットします。
左側のライトユニットはこの奥。右に比べると隙間が広く作業しやすいです。
後ろのフューズボックスの蓋を外すと、さらに作業しやすくなる。
こんな感じで蓋を外し。
こちら側は手を入れる隙間が広いので、先にコネクタを外して、バルブ単体で取り出しました。これが正規の方法。
引っ掛け部分はここ。やはりライトで照らしながら蓋を取り付けます。
蓋を付けたら、最後に入念にチェック。完全に密着してることを確認。高熱になってるユニット中に水が入るとバルブホルダーが変形。反射板が高熱になって変形(変性)。ライトが暗くなってしまうそうです。
最後にエンジン前部のカバーを取り付け。ホックは真ん中を引っ張ったまま差し込みます。 これで終了。
ところで、、、最初についていたバルブはドイツのOSRAM社製。初めて見ました。
、、、で、明るさは?
PIAAのHIGHT POWERバルブはこんな感じ。
PHILIPSに交換したらこんな感じ。ちょっと明るくなったかな?
前の車(パサート)に超明るいヘッドライト電球(HID)をつけた時の記事はこちら、、、
http://seakayak.blog.so-net.ne.jp/2010-10-03
ああ、、、早くカヤック積んで出かけたい。
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