東北衆とスカイツリーで初漕ぎ [漕ぎ(Day paddling)]
年明けて一週間。 朝ゆっくりと起きて、初漕ぎに出かけます。でもいつもと方向が違う、、、皇居の横を抜けて新木場方面に向かう。
仙台からABさん達が来てるのです。IGやタケちゃん、193と一緒に昨日から新木場のキャンプ場に泊っており、今日はスカイツリーを見に行く予定。yoneもご一緒させていただきます。
運河沿いの駐車場で準備をしてると、ファルトを組み立ててるカヤッカー親子が居ました。しかもワンちゃんも一緒なのだ。この子、とっても人なつっこい。
運河へのアクセスは比較的簡単です。ボートクラブの艇庫もあり、河に突き出した小さな桟橋がある。
今日の水先案内人はIGの後輩のK君。ワールドカップに出場するようなカヤッカーです。よろぴくね。
運河を漕ぎ出してすぐに、幾つもの橋や高速道路をくぐる。さすが、と～ちょ～(東京)は違うなあ。いげいげ～！(行け行け～！)
ほんの5分でスカイツリーが見えてきた。出艇場所からツリーまではほんの数キロです。この時点で既にyone史上、ツリーに最接近なのだ。
運河の支線に入ると、川幅が狭くなり、岸壁も古い箇所が増える。
その代わり、こんな微笑ましいオブジェがあります。川沿い住人が作ったのでしょう。
あっ、住人が居た。飛べない翼の「鵜」クンです。この時もドタバタと走り回ってました。がんばってね！
狭い運河にはこんな標識があります。そこそこ船の行き来があるようだ。他にも「手漕ぎ船優先」という看板も見かけました。でも動力船よりもカヤックが優先となる状況は考え難い。
おお！来た来た～。護岸工事が終わったばかりの綺麗な水路に出ると、目の前にスカイツリーが現れる。
下から見上げるツリーは圧巻です。東京湾漕ぎでは、高いビルの横を通るけど、ここまで高いのは初めてだ。全体がカメラの画面に収まりません。
ツリー参拝の後は、ランチ休憩のために別の水路に入って行きます。
すると、駐車場で会ったワンちゃんと再会。かっちょいいPDFを着て御機嫌だ。
あれっ？でもパドル持っていないってことは、君は漕がないのね。ちょとうらやましい。
我々は上陸して、ご飯を求めて街に繰り出します。
でも、パドジャケやドライスーツはかなり違和感ありました。葉山の海沿いとは違い、ここは普通の東京の街なのだ。歩いてる誰もが、海とは無縁って感じです。目の前は海なのに不思議ですね。
ともあれ、苦労すること無く中華屋を見つけ、首尾よく全員のお腹が満たされました。おそらく、ドライスーツを着たお客は珍しかった(初めて？)のでは？
ランチの後は、まったりのんびり。K君の案内で何の心配も無く静かな水路を進むだけなのだ。
でも、退屈とは無縁。水路の十字路に架かるクロス橋や、、、
、、、扉が現れる。しかも、この水門はパナマ運河と同じ「閘門(こうもん)」です。
先の扉をくぐると、直ぐ次の扉があります。こっちは閉まっており、我々全員が前後扉の間に入ると、運転員のアナウンスがあり、後ろの扉も閉まりました。
東京の水路は水面の高低差があり、船が行き来するために、前後の扉を閉めてから注排水して落差を無くすのです。高低差は約2m。これからこの線まで注水されるのだ。
「注水する時、船が揺れることがあるので、壁にぶつからないようご注意ください。」というアナウンスと共に注水開始。急に水面が泡立ち、緩やかに渦巻き始めます。yoneは初体験なので、ちょっとドキドキ。
案の定、カヤックはユラユラと流される。皆もなんか楽しそうだ。
注水終わると、目の前の扉が開いて通れるようになります。でも、扉からは大量の水が滴っており、直ぐに進む気にはなりませんね。水路の水質はちょっとナンです。
待っていると、滴る水滴で綺麗な虹が出現。かなりくっきりハッキリ見えました。ラッキー！
出艇ポイントの近くには、水陸両用バスのバス停があります。スロープもあり、ちょうどバスが水から陸に上がるところを見れたのだ。
まだ早い時間に到着。ほんのちょい漕ぎでスカイツリーまで往復です。
いやいや、初めてのスカイツリー見物はカヤックの上からでした。結構良いコースだと思います。
他のメンバーは今夜もキャンプして、明日も東京湾を漕ぐ。寒いから風引かないようにね～。
yoneは別れて帰宅。首都高速は渋滞してたので、一般道で帰ります。まだ太陽が出ているのに、ビルの谷間は真っ暗。まるで本当の谷のようだ。
みんなありがちょね～。おかげで楽しい初漕ぎになりました。今年も一緒に遊んでね。
algaforestの東京湾アーバンカヤッキングツアーに参加した時の記事はこちら。
http://seakayak.blog.so-net.ne.jp/2010-12-04
yone 様・・・
こんばんは、先日スカイツリーカヤックでお会いさせて頂きましたカッヤッカー親子です。
ウチのＯＲＥＯ（ワンコ）があんなアップで登場させて頂き家族共々で喜んでおります！
あの後は昼食や閘門に行かれたんですね！
また何処かで浮かんでお会い出来たら宜しくお願いします。
ＰＳ：引き続きブログチェックさせて頂きますね。
by Toshiボー (2015-01-21 22:06)
＞Toshiボー さん
先日はありがとうございました。また何処かでご一緒したいですね。オレオによろしくお伝えください。
by yone (2015-01-27 00:05)