NCKトフィーノツアー#1 トフィーノ入り [遠征(Expedition)]
西伊豆コースタルカヤックス(NCK)の海外カヤックキャンプツアーに行ってきました。
今年は「シルバーウィーク」なるものが登場。せっかくだからなんか遠くに行きたいね~。と常連メンバーで話していたところ、「じゃあ、そろそろいっちゃいますか?クイーンシャーロット!」と村田親分が切り出しました。ヨネがシーカヤックを始めるきっかけとなった場所だけに、いつか必ず行ってみたいと思っていたので、即YES。まじ本気です。さっそく村田親分に計画立案を依頼。他の参加しそうな人にも声をかけてもらったところ、あっという間に10名も集まっちゃいました!なんか、皆のタイミングがシンクロしてる~。
、、、ですが、色々検討しているうちに目的地は「トフィーノ」に変更。
行き帰りにかかる日程がクイーンシャーロットより少ないので、漕げる日数が多く取れるのです。せっかく行くなら沢山漕げた方が良いにきまってます。それに、ちょっと前に村田親分がNIMBUS社に行った際、バンクーバー島のダン・ルイスと会い「キャンプツアーのガイドやってもらえる?」と持ちかけたところOKとのこと。うーん、クイーンシャーロットもいいが、ダン・ルイスのガイドするトフィーノキャンプツアーも捨てがたい。2度とないチャンスかも。。。という訳で参加者全員の合意のもと、「ダン・ルイス&村田親分と漕ぐカナダ・トフィーノ シーカヤックキャンプツアー2009」となりました。
さて、行きは9月18日の成田18:05発JAL18便。
特に連絡取り合ってないのですが、ちらりほらりと現れ、空港内のカフェで何名かが合流。
すでにカナダに行っている(半分住んでる)参加者からのリクエストで日本タバコを買っていきます。持ち込み制限が1人1箱なので、姐さんとヨネで合計2箱持参することにしました。
ナカムラ軍曹はツーリング中に釣った魚をさばいて食べるために、本わさびを持参。
飛行機は夜通し飛び続け、太陽を追い越します。カナダに近づくにつれて朝日が昇り、朝焼けがすばらしい。CAさんも「久しぶりです。こんなの見るの。」といってました。いつも忙しくて見る暇ないみたい。
バンクーバー空港では2体のトーテムポールが迎えてくれます。
そして、先にカナダ入りしていた村田親分とナカさんが出迎えてくれました。でも、このパネルは何?ちょっと前に村田親分が店の掃除をしていたら、昔作ったのが出てきたそうです。それをわざわざこの為にカナダまで持ってきたとのこと。この後、このパネルはNIMBUS社に預かってもらったそうです。
空港からはあらかじめチャーターしたバンに全員乗り込んで、一気にトフィーノを目指します。約8時間のドライブ。去年、村田親分が朝日テレビの番組に出た時に知り合った、現地撮影コーディネーターに頼んで、車を手配していたのです。
こんな長いバンに全員&荷物を押し込んで出発。
本土からバンクーバー島へはカーフェリーで渡ります。フェリーターミナルの入り口はこんなゲートになっている。
乗船を待つ間、ターミナルの売店を見物。あ~、トーテムポールを発見。どこにでもあるんですね。
アイスクリームショップのデコレーションが綺麗。こんなの初めて見ました。
日本の屋台で言う、りんご飴です。でかい。
フェリーを待つ間、ベンチで軽く昼ごはん。
こんなオブジェもあります。オルカの里にきたんだなと実感。
地図の黄色い太線がカナダとアメリカの国境線です。写真の矢印のあたり。小さな半島の先端だけがアメリカです。
フェリーに乗ってふと窓の外を見ると、ラッコが泳いでました。☆(^-^;)
最初に遭遇した動物です。
気温は結構低く、デッキの上に居ると寒いです。
船内の売店でジョン・ダウド著「Sea Kayaking」を発見。さっそく購入しました。
フェリーの壁にもオルカの絵が、、、
下船するとき、車両デッキに下りたら、なにやら皆外を見てる。
あ~!本物のオルカです!!!大小数頭のファミリーみたいです。いきなり初日から動物見まくりです。
バンクーバー島に渡ってからは、走る、ハシル、はしる、、、、、
延々と車で走ってやっと着きましたトフィーノ。
これが今夜泊まる宿「パドラーズ・イン」です。シーカヤックアウトフィッターが管理するB&Bで、1階がカヤックショップ。2階が宿泊施設です。ここで先にトフィーノ入りしていたタケちゃん、シモンちゃんと合流。これで全員揃いました。
中は質素ですが、清潔で気持ちよい。
今夜は我々だけの貸切り状態です。
夜になってダン・ルイスとボニーがやってきました。
明日から始まるキャンプツアーの前夜ミーティングです。
トフィーノ周辺の地図を見ながら、明日からのルートの概要を説明。各自の着る物、装備などについて、ダンの荷物を例に話してくれます。カヤック着と陸上着は分ける。陸上用ウール靴下は2足。パンツ、アンダーウェアは何枚、帽子はカヤック用から陸上用、各種あわせて8個。。。8個??
日よけハット、レインハット、キャップ、ネオプレンのスカルキャップ、防寒用ウール帽子、、、など等8個。ダンはミニマリストだと思ってましたが。。。必要だと思うものしか持たない「ミニマリスト」でした。(さすがに8個というのは多い。ウケ狙いのネタでしょう。)
各自、防水バッグが大中小3個レンタルされました。
ミーティング後は、参加者だけで近くのレストランに食事に行きます。地元で人気の店で、入り口の扉が昔の船の「舵」でできてます。
シーフードコンボに、、、
なんとかポッド。
厚いお肉のステーキ。。。味は良かったです。カナダに入って最初のちゃんとした食事でした。
宿に戻ったら明日からのキャンプツーリングの荷物をパッキング。
一通り準備がすんで、皆で雑談してたら、、、ナカムラ軍曹が戦死してました。
いよいよ明日からカヤックツアーの始まりです。。。
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