NCKトフィーノツアー#2 Day1 [遠征(Expedition)]

今日からキャンプツーリングに出発。
目覚めると外は一面の霧。雨も降っていました。
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パドラーズインのすぐ前は浜辺です。朝食前に散歩に出ると、カヤックショップがツアーに使うカヤックが沢山積まれてました。トフィーノはシーカヤックが盛んな町。アウトフィッターが何社もあって、ガイドが沢山います。
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B&Bといっても、朝食はセルフサービス。パンやヨーグルト、飲み物が置いてあるだけで、宿泊者が好きにやります。 
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昨日、トフィーノまで送ってくれた日本人の方です。カナダに来て40年。観光ツアーの仕事をしていらっしゃいます。
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パドラーズインから歩いて3分。ここが出艇場所 です。
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こんな看板が建っていました。なんと「カヤック用出艇エリア」です。日本では見たことありませんねぇ。こんな看板。
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そうこうしているうちにダンとボニーもやってきました。大きなバンでトレーラーを牽引してます。
実はバンもカヤックもダンの物ではありません。「マジェスティックオーシャン」というトフィーノのアウトフィッターから借りたものです。
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数年前はダンもレンタルカヤックや用品を所有してましたが、カヤック以外に集中すべきことが出来たため、一般公募のカヤックツアーをやらなくなり、レンタル用の道具類もすべて手放したそうです。今回のように知り合い(村田親分)からの依頼があったときのみガイドするそうです。「マジェスティックオーシャン」では道具だけでなく、キャンプツーリング用の食料の手配や、調理の下ごしらえ、保存のきく料理を詰めたタッパーまで用意してくれます。

さて、まずは道具を車から浜に下ろす手順についてボニーが説明しています。
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日本のキャンプツアーと違うところは、全員分のヘルメットがあること。
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準備をしている間に晴れ間が見えてきました!霧もすーと引いていきます。
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すぐ横の桟橋には水上機が繋留されてます。バンクーバー島の西海岸には道路がありません。ここトフィーノより北には港町が点在するのみ。交通手段は船か水上機なのです。観光客はこれらをチャーターして、先に進みます。桟橋の上には乗客のスーツケースが置いてある。これから水上機に乗ってどこかへ行くのでしょう。
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会社の名前も「トフィーノエアー」。ウィングマークはレイブン(渡りガラス)です。かっこイイ~。温泉のある島まで行ったり、空からのホエールウォッチングもやってくれます。
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もちろん、ホエールウォッチングボートも沢山走ってます。400-R0015888.jpg

さて、ここでダンから今日の工程について説明があり。。。
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カヤックへの荷物のパッキングの説明に続きます。
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続いてボニーから装備について説明。
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基本的にレンタル道具は全てマジェスティックオーシャンの物ですが、このマグカップだけはダンの所有物だそうです。1個ずつ違う絵柄のステッカーが貼ってあり、どれが自分用のカップか分かる工夫がしてあります。 
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共同装備は必要最小限にとどめられており、特にパッキングに苦労することはありませんでした。共同装備、食料は主にバウハッチに納められます。特に食料を入れたハッチは、参加者が勝手に開けないように注意がありました。個人装備は各自のカヤックのスターンハッチに収め、途中でカヤックを交換しても、荷物はツアー終了までずっと同じカヤックに積むのがルールです。理由は聞きませんでしたが、荷物まで積み替えると毎回パッキングに時間が掛かってしまうからでしょうか?400-R0015875.jpg400-R0015877.jpg

デッキの上の地図はダンから全員に支給されました。今回漕ぐエリアをカバーした地図で、柔らかいフィルムでラミネートされています。
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ヘルメットのサイズチェック。よし!OK。 
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さて、いよいよ出発!
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今日、ヨネは姐さんとタンデム艇です。
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すっかり青空です。まずはトフィーノを出て、バーガス島の東側に渡ります。
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バーガス島の東側にそって北上。水路は水上タクシーが頻繁に行き交ってます。
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島の北東端まで進んだところで、お昼休憩。小さな入り江の砂州に上陸します。
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砂浜には動物の足跡が、、、オオカミだそうです。
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こっちには、、、クロックスの足跡でした。 
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昼食はセルフサービスサンドイッチに家庭風クッキー。サンドイッチは具材が並べられており、自分で自由にパンに乗せて食べます。
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入り江の海水の色は茶色。まるで紅茶のような色です。森から大量のタンニンが流れ込むので、こんな色になるそうです。こんな海草もありました。まるでカラーセロハンのようです。
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おっと。ナカムラ軍曹はここでも戦死です。
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昼食後は島の北を回って北西端のキャンプ地を目指します。 
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途中、ラフトを組んで休憩。。。
シングル艇とダブル艇の前に乗ってる人達は楽しそうにおしゃべりしてますが、、ダブル艇の後ろに座ってるヨネは皆と少し離れているので、、、黙ってじっとしてるだけ。ちょっと寂しかった。
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しかし、漕いでるメンバーがいつもの顔ぶれなので、カナダに来ているという実感がありません。これじゃ伊豆と変わらないジャン!?
後ろに見える山は「キャットフェイス」という名前です。「上を見てる猫の顔」に似てるからだそうですが、日本人の眼には、ちと微妙でした。
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今回のツアーでは、ダブル艇が2艇ありました。今日、もう1艇にはシモンちゃんとボニーが搭乗。ボニーは肩を痛めているそうで、ダブルの前に乗ってます。ボニーのカヤックはダンと同じNIMBUSソランダー。今日は、ボニーの替わりにタケちゃんが乗ってます。 400-R0015967.jpg400-R0015968.jpg

さて、キャンプ地の浜に近づいてきました。ここでダンよりヘルメット着用の指示があり、全員メット装着です。 
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上陸する浜に少し波が入っており、慎重を期してヘルメット着用するのです。ダンはとても慎重で、少しでも波がある上陸出艇では必ずメット着用を指示していました。
途中で見かけた他のツアーグループも同じようにしていたので、トフィーノエリアのルールなのかもしれません。まあ、そのルール作りにはダンの意見が反映されているのでしょう。(ヨネの推測) 400-R0015973.jpg

いや~。いい天気です。気持ちいい~!!!この時期、バンクーバーでは夏から秋に季節が移り変わるので天気悪いことが多く、連日の雨を覚悟していただけあって、もう大感激です。
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上陸した浜には沢山のケルプ(海草)が打ち上げられてます。日本のそれと違いデカい。
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上陸後はキャンプサイト設営。まずはダイニング・キッチンとなるタープを張ります。
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タープの収納袋がタープの真ん中に付いたままになっていて、その袋にセンターポールとなるパドルを差し込めるようになってました。これ、すぐれモノです。日本でも売ってればいいのに。
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浜にはこんな看板が。。。「ここはオオカミの住むところです」「食事を作る場所から離れたところにテントを張りましょう」「テントの中に食べ物、飲み物を持ち込まないようにしましょう」などなどの注意事項が書かれていました。 
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ダンの指示に従い、キッチンタープからt50m離れた場所にテントを張りました。
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タケちゃんが皆にテントの張り方を教えています。そう、タケちゃんは今回のキャンプツアーより2ヶ月まえからカナダ入りしており、ツアーの1週間前にはダンのリーダーシップ講習を受けているのです。そんなわけで、今回のツアーでは常にダンのアシスタントのようなポジションでした。
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テントを建ててると、、、遠くからこっちに向かって走ってくる動物がいます。オオカミ!??
、、、と思いきや、犬でした。実はこの浜にはジョン・ダウドの家がり、この犬はジョンの飼い犬、ロリータです。 
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浜に流れ込む川の水は紅茶色。やはり森のタンニンが溶け込んでます。
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この浜は人気のキャンプで、今までも沢山の人が訪れてます。その人たちが作った、風除けの流木壁です。
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落ち着いたところで夕飯の支度。
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ボニーが魚の大きな切り身を焼いてます。
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前菜は軽くスチームした野菜をディップに漬け食べます。これがかなり美味。姐さんはディップのレシピを教えてもらい、日本に帰ってきた後、再現してました。 
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今夜のディナーは、オヒョウのステーキと野菜。オヒョウ、好きです。
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食後の片付けは皆でやりました。大鍋に入れたお湯にオーガニック洗剤を加え、それで汚れを落とします。その後海水ですすいで終了。最小限の洗剤で洗います。
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食後はコーヒーを飲みながら談笑。 
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ダンから明日以降のプランについて、皆に相談がありました。
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夕日が、、、美しい。 
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ああ~。素敵な夕焼けです。
本当にバンクーバーにいるんですね。やっと実感。。。
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本日のコース
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