勉強会@土肥カヌークラブ [漕ぎ(Day paddling)]

yoneは幾つかのカヤッククラブに加わってます。西伊豆の「土肥カヌークラブ」もその一つ。このクラブはメンバーによる自主的で健全な運営がされている良いクラブです。もちろんその風土を作っているのはクラブ代表のNさんに他なりません。

今週末は有志メンバーによる「レスキュー&グループツアーリーダー勉強会」がありました。講習ではなく「勉強会」というのがミソです。講師が教えるのではなく、全員でディスカッションして「気づき」「改善」を行うという主旨。JASCAでも同様に「勉強会」という主旨の講習会を開催しており、こうゆう活動は長い目で見てメンバーに良い影響をもたらすと思います。
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参加メンバーは初心者から歴戦の猛者までの混成チーム。いつもの漕ぎと異なり、海岸に向かう前にクラブハウスの庭でミニミーティング。本日の主旨を確認し合います。いやいや、いいねえ~。ちょっとピリッとした空気。
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今日の海は凪です。寒くもなく暑くもなく、限りなく難易度も危険度もゼロに近い状況。こーゆー日はどんなことでもトライできるので、幅広いシュミレーションが可能。或る意味理想的な「勉強会日和」です。
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AM家は親子で参加。くらタケさんのリクエストでダブル艇で出艇です。こーゆー勉強会の時は、1艇くらいダブルがあると、色々試せますね。
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八木沢を出て、まずは土肥海岸に向かう。
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午前はレスキュー関係からスタート。皆がノウハウを伝授し合いながら練習を開始。こーゆーのって1人じゃ練習できないよね。カヤックインストラクターでもない限り、ほとんど実践するチャンスは無い。(「カヤックガイド」の場合もチャンスは少ない。基本的に”沈”させないマネージメントするからです。)
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今日は積極的に色々な方法(メソッド)を試してみます。人によって”得意な方法”があり、各メンバーが披露しつつ、それぞれの”引き出し(Drawer)”を増やします。
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yoneも1つゲット。”M字開脚リエントリー”。知識としては知ってましたが見るのは初めて。自分では試しませんでしたが、参加者の感想を聞く分には「力いらないので楽」「結構簡単」らしい。予想外に良いかも知れません。ただ、2艇の間に体を入れるので、荒れた海では挟まれるリスクがあるかも。しかしそれも実際にやってみないと分からないものです。
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ダブル艇をレスキューしてます。かなり力が必要ですが通常のTXレスキューも可能。男のメンバーは排水に成功してました。ただ、今日は空荷です。ポリのダブル艇なのでかなり重いですが、満積載したダブル艇には及びません。キャンプツーリングのシチュエーションでは、カヤックを起こしてから排水という順番になります。しかし排水前に再乗艇すると、喫水が下がりすぎて排水できないこともある。乗る前に少し排水することも必要。
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これはダブル艇のセルフレスキュー。1人がカヤックを押さえてる間に、もう1人が這い上がります。コツは、這い上がる人の側を低くすること。ひっくり返るのを恐れて、反対側(下の写真では右方向)に傾けると、左から這い上がるのが難しくなります。
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、、、ってな感じで午前中の「レスキュー編」を終了。お昼ご飯を食べた後は「ツアーリーダー編」です。今日はU田さんが模擬ツーリングリーダーに選出されました。やったね!Uリーダーが皆の「気分」をまとめつつ、天候や時間を考慮して午後のツーリング計画を立てます。
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模擬ツーリング中も、色々なシュミレーションをしました。メンバーの1人が沈脱、、、しかもカヤックと離れてしまった状況。
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2艇同時に沈脱した状況。この時はyoneが沈脱。レスキューしてもらいます。
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装備を持ってるメンバーは、トーイングも試します。セットできるか?トーイング出来るか?リリースできるか?必要な要素を確認。
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ロープを使用したレスキューは、危険を伴います。自分のカヤックや、自分の体にロープが絡まると”死”に至る可能性がある。たとえ練習であっても1人では危険を伴うので、なかなか試す機会がありません。今回のようにサポートメンバーが居れば、ある一定の安全確保が可能です。350-P6156070.jpg

そして、ロープを使わずにカヤックを「運ぶ」方法。
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自分のカヤックに抱きついてもらい、漕いで移動します。コツは抱きつく方が、しっかりとホールドして2艇の間が開かない様にすること。合い向かいになるのも、コツの1つです。助けられるパドラーとコミュニケーション取りやすい。
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なんて事を試しながら、楽しいミニツーリグ。天気が良いと、何をしていても楽しい。
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帰る途中の浜で小休止。ここ小土肥の海水浴場は砂粒が大きく、体に付き難いので快適です。特にテント等に砂が付かないので、キャンプに最適。
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yoneはくらタケさんのアイスカップを試乗させてもらいました。カップファーベルの姉妹艇って感じです。コックピットが大きいので、これなら欧米人でも乗れそうな感じ。
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八木沢の海岸に戻ってからは、ちょっとだけ遊びモード。やっぱ、コーユーの必要だよね。
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まるで子供のような子供達です。
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AM家息子は、とうとうシングルデビュー。しかも座ってないぞ。
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いやいやお疲れ様でした。土肥カヌのクラブハウス前は広い芝庭になっており、実に快適。ちなみに、この芝は自然に生えてきたそうです。
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今日は勉強会なので、間髪を入れず反省会に突入!実に熱い、どーでも良い話が繰り広げられました。何を反省したか全く覚えていません。
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夜は反省会第二部。玄関横の水槽でイカが泳いでる会議室に移り、、、
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地魚の天丼を眺めつつ、、、
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熱い話が繰り広げられたのだった。。。
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たまにはこんな勉強会な日もイイよね。
カヤック友達を作るなら、、「土肥カヌークラブ」
  http://www2.ocn.ne.jp/~toicanoe/


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