伊豆市子ども会カヤック教室 [恩返し（Helper）]
土曜の早朝、カヤックを積んで伊豆に向かいます。今年最後の土肥カヌークラブのボランティアに参加なのだ。
ちょと天気が悪い。伊豆に向かう箱根峠の道は濃霧に覆われてました。リアフォグ点灯したくらい視程が短い。
そして、、、土肥に着いてみると、やはり波が入ってます。ちょっと子供のカヤック体験には厳しい状況だなあ。
さて、どうしましょうか？
検討の結果、波の影響を受けない堤防の内側だけで実施することになりました。
朝早くからクラブ員達が続々集まってきます。それぞれのカヤックが艇庫前に並んだ。そうそう、写真手前のオレンジ色のカヤックは自作です。
しかも３分割艇。普通のセダンに、ぴったり収まるのだ。本人曰く、偶然ぴったりの大きさになったそうだが、神が降りてきたとしか思えないフィット具合。
今日は新たにラダーシステムを装着して登場。本日がテストだそうです。すっげ。
さて。例によって、クラブ員は朝イチのブリーフィング。子供達の人数、年齢、プロフィール、漕ぐエリア、タイムテーブル、役割分担、、、リーダーが数々のアイテムを指示、伝達して行きます。だいぶシステマチックになりました。子供のイベントをサポートするには、それなりの覚悟と準備が必要です。だた近くに浮いているだけでは果たせない責任があります。
漕ぐ場所を狭く限定するため、いつもと違う場所から出艇します。浜がちょと狭いのがなんですが、工夫次第でクリア。
天気悪いのですが、土肥の北西には雲が無く、富士山を見ることができました。めずらしい事です。
伊豆市教育委員会は、子供用のカヤックとパドル、PFDを保有してます。今日の様なイベントで借りることができる。
さてさて、子供達が集まってきました。海岸近くの広場で、開会式と会長挨拶、担当者挨拶、連絡事項の話、、、伊豆子供会は前置きが長いにゃあ。その後、土肥カヌメンバーから、PDF装着や漕ぎ方の説明をして、準備完了です。
これが子供用のカヤック。短くてバルクヘッド(隔壁)が無いタイプ。小さい分、とても軽いので、小さな子供でも扱えます。
各クラブ員が子供２人を受け持つ。yoneは2人の小学6年生を担当。2人共、川でカヤックに乗った経験があり、こまかい指導は不要でした。でも海は初めてですって。
ちょっと残念ですが、いつもより狭い範囲をグルグル回ります。でも、岸に近いから保護者の方が陸から写真を取ることが出来きるなど、いつもと別のメリットがありました。
そして、当の子供達は狭いエリアのパドリングでも楽しそうです。
ワイワイがやがや、バチャバチャ、ごりごり！皆と一緒に浮いてるだけで大騒ぎなのだ。
いやいや、、、 今日は楽しんで貰えないのではと心配してましたが、まったく問題無し。子供達はいつでも、どこでもテンション高い。かえって、こっちが元気を貰っちゃいました。
さて、体験会の後には道具の片付けが待ってます。艇庫に運んで、全て水洗い。
子供達が使ったPDFが庭一面に並ぶ。多過ぎて、つるして干すことができません。これだけの数をあっという間に洗い終わりました。片付けの段取りも洗練されましたね。
さて、今日は少し波があるので、サーフィン好きのクラブ員は再び海に戻ります。
土肥カヌのすぐ近くには、マイナーなサーフポイントがあり、条件が揃うと波が入ってきます。数人のサーファーとともに、ちょっとだけサーフを楽しむ。yoneもちょっと挑戦してみましたが、波が小さくて上手く乗れませんでした。まだ筋力が弱くて、ダッシュ力不足です。うーん、まだまだリハビリが必要だにゃあ。
今日で今シーズンの子供カヤック体験のサポートは終了。今年は例年より多い4件の依頼がありました。クラブ員が費やした時間や、気苦労もそれに比例して大きかったようです。その分、全て終わった後の表情は明るい。皆さん、お疲れ様でした。この後、ちょっと激しい反省会を開催したようですが、、、
、、、yoneは松崎に移動するため不参加。
NCK(西伊豆コースタルカヤックス)に友達が集まるというので、そちらに行きました。NCKの店舗に到着すると、yone車と同型の車が！友人のアベンシスです。おお、まるで自分の車みたいだ。
先に到着してた友人達はすでに夕飯準備の真っ最中。プロの調理人が2人も居るので、全てお任せ。しかもカレー屋さんで働いていた娘が、2種類のカレーを作ってくれました。こちらは煮込む前のグリーンカレー。
チキンとタケノコたっぷりのグリーンカレーはんめんめ。もう一つはレッド＆トマトカレー。辛さとまろやかさの２種類を楽しみました。カレー好きのyoneにはたまらん。
皆は翌日漕ぐ予定ですが、yoneは翌早朝、4時半に起きて帰りました。9時から町田で用事があるのだ。
ああ、、、昨日と同様、箱根峠は霧の中。霧に始まり、霧に終わった週末でしたね。 
今年、４回の子供カヤック体験をサポートした土肥カヌークラブ。 運営方法や安全管理体制の試行錯誤を重ねた結果、システムが洗練されてきました。このノウハウを残し、次に役立てたいところですね。
みなさん、お疲れ様。これからは自分達のカヤッキングが始まりますね。
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