宮城松島遠征 Day1

今日から３日間、東北遠征なのだ。仙台のカヤック仲間が松島や牡鹿半島を案内してくれるという。東京から行くメンバーは４人。yoneは朝の３時におきて、皆の家を回りピックアップしていきます。ラッキーなことに、全員の家が比較的近所でした。

運転を交代しながら一気に宮城県の松島を目指す。仙台の手前あたりから雪が降ってきました。雪見漕ぎが希望だったが、すでに積雪は少ない。この雪も一時的なものでしょう。 

松島の少し手前の高速P4でABさん、TRAさんと合流～。この前会ったのは去年の10月。三浦半島のキャンプツーリング以来です。よろしくおねがいしまーす。しかし、さむいっちゃね～。東京と同様、東北も数日前はとても暖かだったそうだ。 

今日は少し風が強いので、表松島でちょい漕ぎ。通称「水研前」に移動して、松島の町までお昼ご飯を食べに行きます。 

港の端の浜から出艇。牡蠣殻が積もった小さな浜です。 

まだ雪がちらつく中を出発。いげいげ～！

松島は小さな島が沢山浮いてる。その間を縫うように進む。地形を知らないとすぐに迷ってしまいそうだ。

島めぐりの観光遊覧船も運航中。３連休だもの、元気いっぱい営業中なのだ。

松島では複数の会社が遊覧船を運航してる。船の数も多く、次から次へとやってきます。

我々は、ABさんとTRAの案内で風裏を進む。途中、牡蠣の養殖棚の傍を通った。コレを見ると少し安心する。

漕いでるうちに青空が出てきた。今日は193が一緒だ。彼女は「高気圧ガール」と呼ばれており、彼女が漕ぐときは晴天率が異常に高い。今日もイイ仕事してます。

松島の遊覧船乗り場の近くに到着。目の前の赤い橋は3年前の津波で流され、作り直されたそうだ。

だいぶ天気がよくなった。カヤックを浜に置いて松島観光＆ランチにれっつらご～。

お腹ぺこぺこなので、ご飯に直行したかったのですが今日のガイドさんが許してくれません。「ご飯の前にまずは観光っちゃねぇ～。順番とばっしゃだめよ～ん。」

まずは「五大堂」。津波の難を逃れてました。ここに渡る橋は橋桁はスカスカ。足元から海面が見えます。そこはカヤックが通ることができるそうだ。いつかチャンスがあったら周りを漕いでみたいものだ。

その後、松島の海沿いを歩いて、お昼ご飯に向かう。途中の店舗や、建物は改修中が多い。これが３年目の姿です。

元気一杯営業中の店舗の窓にこんな紙が張ってありました。

さて、東京衆の希望を反映して、「牛タン屋」にとつにゅう～！

仙台にもある有名店の牛タン定食なのだ。yoneは麦飯大盛＋トロロ卵をオーダー。ところで、東北のカヤッカーは一般の観光客に混じって、パドリングウェアのまま当たり前の様に入店。もちろん既に半分乾いてるので店内が濡れることは無い。はは～ん。ご飯前に観光した理由が分かりました。ウェアを乾かす時間が必要だったのね。

東北衆は牛タンに大量の唐辛子を掛ける、かける！いや～、うめがったなあ～。牛タン食べると、宮城にぎたぁ～って気になるなぁ。

食後は瑞巌寺の参道、杉並木をお散歩。

途中で買い食い。超大きなおせんべい。目の前で焼いてくれた「焼きたて」です。あっちっちなので持てましぇ～ん。

ところで、これが東北のポール・カフィン。ＡＢちゃんなのだ。お船はちょっと古いShore Lineのホエール、、、？あれ？なんだっけ？とにかく、ベテランの方にとっては懐かしい艇です。

ご飯食べた後は、けるける～！

行きとはちょっと違うルートを漕ぎます。途中、まるで”波”のような形の岩に立ち寄る。震災前、岩の上には1本松があったが、津波で流されてしまったそうだ。今は、3本の苗木が植えられて復活を目指してます。

またまた観光船と遭遇。ずいぶん頻繁に運行してますね。さすが松島だ。

ここにも”波”岩があった。伊豆と違って岩質がしっかりしてるので、こんな繊細な形に削れるのです。

さてさて、ちょっと風も吹いてるので、さっさとけるける～！

はい、とうちゃ～く。カキ殻の浜に戻ってきました。

撤収して、そそくさと今夜の宿に向かいます。これが東京衆のお車。yoneのTOYOTAアベンシスです。ルーフレール付きのフルサイズ(？)ステーションワゴン。カヤッカー向きの車だと思います。

これが東北衆のお車。やっぱ、カヤッカーの車種は似たり寄ったりですね。

宿に向かう途中、酒屋で補給。「やまや」はこちらの定番なのだ。

今日のお宿は松島、月島の民宿です。そこに向かう道中は津波で甚大な被害を受けた地域なのだ。３年前にここに来た時にも通った場所。まったく見覚えがない風景が広がります。

何も無い。ただの空き地が続いてる。

そして、ダンプなどの建設関係の車が目立つ。まるで地方のダム建設のようだ。

そんな中、月浜の民宿「山根」。東京からのカヤッカー御用達だそうです。３年前の津波でやられましたが、なんとか復活。全国のカヤッカーの皆さ～ん！来てけろ～！

その横には仮設住宅が並んでました。今までyoneがＴＶで見ていたのと違う印象。リアルです。

さてさて～！楽しみにしてた夕飯。牡蠣、ホタテ、蟹(？)、カレイ、マグロ刺身など海物がならんでる～。

今回の一番のヒットは「ワカメしゃぶしゃぶ」。生状態では茶色のワカメですが、軽く湯をくぐらせると、、、

鮮やかな緑色にヘンシ～ン！んめんめなのだ。

そして部屋に戻ってからは、数々の地酒に囲まれた宴会が繰り広げられました。

今回参加の東京ガールズ(yone以外全員)は底無しなのだ。いげいげ～！

コメント 3

はじめまして。若木といいます。約一年半前に宮城県に転勤してきました。少しこちらにも慣れ時間もとれはじめて来たので、シーカヤックを再開しようと思っています。もし良ければ仙台のご友人を紹介して頂けないでしょうか？
by 若木 (2015-11-05 23:00) 

＞若木さん
こんにちは。遅い返事で失礼しました。さっきこちらのコメントに気がつきました。仙台周辺のカヤッカーなら、ここにコンタクトしてみてください。
http://umineko-kayaks.blogspot.jp/

ちょっと変態な人達ですが、悪い事はしないので一緒に遊んであげてください。
by yone (2015-12-19 20:43) 

こんばんは！
ご連絡ありがとうございます。連絡をとらせてもらおうと思います。
今年はもう帰省しますので来年ご一緒させてもらおうと思います。
by WAKA (2015-12-26 20:58)