東北衆と行く西伊豆キャンプツアー Day 2

朝早く目が覚めた。寝袋から出て海を見ると、遠くに堂ヶ島のホテル群の灯りが見える。夕べはフラフラになるまで呑んだが、ぐっすり寝たおかげですっきりした。 

狭い浜だけど、人気なく朝もユックリ過ごせた。まだ気温は低く、朝も焚き火は欠かせません。

昨夜の夕飯は東北仕上げ。今朝の朝食は東京風にサンドイッチだ。燻製チキンとチーズ、レタス、サルサソース。とうちょうのおなごが作る朝食は、おされっちゃねえ～！

東北のおどごは黙って汚れ仕事をこなすのだ。これこそオトコっちゃね～。

今回は黄色のカップファーベルが2艇並んでる。１つはyoneのカップ。もう1艇は東北のTRさんのだ。少し前に横浜のカヤックショップから中古で買ったそうだ。お揃いっちゃね～。 

さて、今日は田子まで行きます。まだちょっと風が残っているけど、いげいげ～！

まずは松崎周辺の洞窟群に向かう。途中で突き出した岩の横を通過。この無名の岩はyoneのお気に入りです。

まずはノドチンコ洞窟。全員が一度に入れる広さがある。

壁面には岩ツバメが営巣中。巣からヒナが顔をのぞかせてました。まるで”「エコツーリズム”カヤックツアーの様になってきた。

ノドチンコ洞窟の奥の狭い通路を抜ける。適した潮位でないと通れません。今日はラッキーだっちゃね。

幅狭く、高さのある洞窟や、、、

こんな洞窟を案内。決して奥松島の洞窟の足元にも及ばないが、せめてものお返しです。

松崎周辺の洞窟のあとは、浮島方面に向かいます。申し訳ないけど、堂ヶ島周辺は遊覧船が運航中なのでスキップ。三四郎島を回ってホテル群の下に出た。すると今まで見たことがない滝を発見。一昨日の大雨の水だろうか？と思っていたら、滝の下をくぐったメンバーが「温泉？」と言う。その直後から急激に水量が減って、止まってしまった。どうやら崖の上のホテルのお風呂の湯だったようだ。きっと掃除するために湯を抜いたのですね。チャンスがあったら、また同じ時間に来てみよっと。

堂ヶ島と浮島の間も貫通洞窟が多い。水も透明な事が多く、西伊豆の貴重なカヤックフィールドです。

狭い洞窟を抜けると、海草と玉石の上に出る。水が薄緑に見える。

ダブル艇は狭い洞窟を通れないが、この門ならOK。

岩の回廊を抜けて浮島の湾内に出る。ここは映画「ガリレオ・真夏の方程式」のロケ地。浜の海の家が名前そのままに映っています。

浮島と田子の間も洞窟銀座。数だけなら、松島に負けんからね～。

シメは田子湾に入るトンネル。なんと湾側の出口には今にも落ちそうな倒木が掛かっていました。下には入らない方が無難ですね。

はい、とうちゃ～く。昨日車をデポしておいた駐車場の隅にカヤックを並べ、撤収です。舗装されてるとカヤックや道具が汚れなくて楽チンだね。

これにて、ツーリングは終了です。何艇もカヤックを載せた車が並んでる光景は好きだにゃ～。ところで、左から２台目の水色のカローラ、どこかで見たような気がするのだが、、、

では、お昼はどこか近くの食堂に食べに行きましょか。走り出そうとしたら、ABちゃんが運転席の窓から手を出して、ウィンドウウオッシャー液をフロントガラスに吹きかけてる。へえ～、やっぱ日本車と外車は違うんだねえ。

土肥の「さくら」にとつにゅう～。皆、ミックス天丼やカサゴ唐揚げ定食でんめんめ。この食堂は西伊豆のカヤッカーにとって定番なのだ。当然、土肥カヌークラブ認定公式カヤッカー食堂です。

と、ここでABちゃんから東京衆4人にサプライズ。松島の仮設住宅生まれ「めどくちぇえ・おのくん」を1人1個づつ頂きました。yoneは肌色縞々の男の子をゲット。ABちゃんはミサトちゃんの分も持ってきてくれましたが、あいにく今回のツーリングには参加してません。どうやって渡そうか？

と考えてたら、ミサトちゃんが旦那さんと長女のハズキちゃんと共に「さくら」に登場！たまたま西伊豆に遊びに来てたのです。さっきまで田子周辺の西伊豆遊歩道をハイキングしてたそうだ。そうか、駐車場にあった水色フィールーダーはそう言う事だったのか。おかげで、ピンクの「おのくん」は無事にミサト家に貰われていきました。

ここで東北衆とはお別れ。楽しいツーリングをありがちょね。yoneの復帰キャンプツーリングは無事ちゅ～りょ～。みんな、また伊豆に遊びにきてけろ～。