テンペスト隔壁水漏れ発見 [道具(Materials)]
最近テンペストのサードハッチ内に水が溜まるようになってきた。レスキュー練習で何度もひっくり返した後は、数リットルもの水が入ってる。どこから浸水するのか、確かめる必要がありますね。もし、どんどん悪化するような不具合なら、修理が必要だ。そうでなくとも、水が入らないように修理したい。
まずは漏水テスト。ハッチ内に水を満たして、水が漏れる箇所を発見します。
OK! すぐに発見!シート後ろのバルクヘッド(隔壁)の上側から、水が流れ出て来てる。ウレタンのバルクヘッドと、ポリエチレンの艇体の接着部が剥がれているのだ。
ポリ艇は、ボディの材質(ポリエチレン)の特性上、接着材がくっつき難い。昔は隔壁を接着する代わりに、コックピット部分に別のボディをすっぽりはめ込んだカヤックもありました。「ポッドシステム」と呼ばれるタイプです。隔壁が剥がれない代わりに、重量が重くなるのが欠点。「ペンギン」や「パフィン」など、往年の名艇がこの構造で作られてます。最近は、接着材の性能が良くなり、テンペストの様にウレタン製のバルクヘッドを接着したカヤックもあります。
バルクヘッド以外に漏水が無いことを確認して終了。修理するために、まずは完全乾燥なのだ。水切れよい体制にして、来週まで干しておきます。
カップファーベルの隔壁修理をした記事はこちら、、、「水漏れカップ修理開始」
http://seakayak.blog.so-net.ne.jp/2013-11-04
コメント 0