東北衆、伊豆に来る！

今日から海の日が絡んだ3連休だ。yoneは3日間ずっと松崎でカヤックです。そして、東北からはABちゃん以下4人のカヤッカーがやって来ました。まずはNCK(西伊豆コースタルカヤックス)に集合。夜はここのクラブハウスに泊る予定なのだ。

今日はyoneも一緒に漕ぎます。とりあえずクラブハウスで、漕ぐ場所の相談。ちょっと天気が不安定なので、南伊豆はやめて松崎周辺にしました。

ちょっと雨が降る中、松崎海岸から出艇。ABちゃんはココから出るの初めてだって。今まで何度か伊豆に来てるのにねぇ。

AKさんのカヤック。ベテランらしく、あちこち修理跡があり年季が入ってます。 渋いのおぉ～。ところで、今回東北衆のホストを勤めるのはタケちゃん。左側に立ってる彼女です。

それと、先日のカヤック・ジャンボリーに参加した、北海道のKyokoちゃんなのだ。今日もパフィンです。渋いのおぉ～。

雨が降る中、松崎を出て洞窟めぐり。ABちゃん以外の東北メンバーは初めてのコース。奥松島の洞窟群の方が凄いと思いますが、初めての場所なので喜んでくれた。

クランク洞窟を抜けて、、、

のどチ〇コ洞窟に入る。天気は悪いが海は静かなので、安心して入れます。

そのまま雲見方面に直行。烏帽子岳の絶壁の前を通る。

雲見から先は高い岩壁が続く。伊豆らしい景色なのだ。

雲見の裏を通り、、、

千貫門にと～ちゃ～く。西伊豆が誇る景勝地です。シーカヤックにとって、定番ポイントですね。

今日はあまり遠出せずここで引き返します。でもそのまえに、ABちゃんがどうしても行きたいと言うポイントへ、、、

ネットでは公開出来ないようなパワースポットなのだ。ABちゃん楽しそうだねぇ～。

その後は千貫門横の一貫門を通り、、、

雲見裏のロックガーデンへ。ここには高い天井の貫通洞窟がある。yoneのお気に入りです。前回は波が高くて入れなかったが、これでやっとABちゃんを案内できました。

晴れてる日は日光が差し込んで幻想的になるのだ。

午後を少し回り、赤井浜に上陸してランチ休憩です。

ゴロタで上がり難い場所ですが、皆さん難なくランディング。凄いなあ。

ここには無料の露天風呂があるのだ。夏の間、24時間いつでも入れます。以前、ビーパル誌の表紙になりました。目の前の海で泳いで、体が冷えたら温泉に浸かる。１日中ここで遊んでられますね。ご飯食べてマッタリしてたら、雲行きが怪しくなってきた。

案の定、松崎に戻る途中で雷と豪雨に襲われました。遠く田子島に落雷するのが見えた。幸いのどチ〇コ洞窟に逃げ込んで難を逃れる。全員が入った途端、台風のような突風とゲリラ豪雨、雷がやって来た。雨で視界は30m程度。もし開けた海上でこの状況になり、もし数名がひっくり返って沈脱したら少しやっかいです。突風と視界の悪さによって、ビクティムを見失う可能性がある。

外はまるでハリケーンだが、洞窟の中はいたって平穏。ノンビリ外を眺めながらプカプカなのだ。ここに来る途中、萩谷の浜に上陸して東屋に避難しようかと迷ったが、洞窟で良かったかもしれない。風や落雷を避けやすいと思う。しかし、大雨で落石する可能性もあり、100％安全という訳では無い。

40分ほど洞窟に潜み、雨が弱くなったところを見計らって松崎に脱出。まだ雲が凄い勢いで流れていきます。

いやいや～、助かりました。まだ雨が降る中、てっしゅぅ～！

夜はNCKのクラブハウスで宴会。ABちゃんが宮城の名酒「日高見」を持ってきてくれました。純米と吟醸です。吟醸は初めてだ。んめんめ～。

料理は全て東北のシェフ・フカキョンが作ってくれた。居酒屋の料理を真似たと言うそれは、「早い」「ウマイ」「安い」「美しい」の４拍子そろった100点満点なのだ。

作り終わった後、当のシェフは床に倒れて寝てしまった。東北から夜通し運転して来て、カヤック漕いで、夕飯作って、、、お疲れ様でした。ありがちょね～。

今日は洞窟で嵐をやり過ごすという珍しい体験をした。結果オーライだったが、もし外洋上だったと思うとゾッとする。後で村田親分が、「ツアーのお客様を連れてる時なら、違う判断してたかもね。いつもお客様を連れてる位のつもりが良いよ。」とアドバイスしてくれた。御意！