積丹キャンプツアー Day 3 [遠征(Expedition)]
キャンプツアー3日目の朝。 積丹カヤックスはコーヒープレスを使ってコーヒーを淹れます。普通はガラス製ですが、これはプラスチック製だ。さすがにガラス製のプレスを持ち運ぶのは難しい。
天候が回復しウネリが収まりました。少し早起きして急いで朝食を済ませ出発。昨日は素通りしした海岸をじっくりと漕ぎなおします。
昨日通った軍艦岩。朝日がまぶしいのだ。
理由は知りませんが、積丹は先端が尖った岩が多い。まるでヨーロッパのお城の下を漕いでいる様だ。
岩場を抜けたら昨日来た道を少し引き返します。
小さな岬を越えると、、、
巨大な像の様な岩が現れた。女性が着物をまとっているような形から、「女郎岩」と呼ばれてます。昨日も遠くから見てるのだが、近くだとその高さが良く分かる。
直ぐ後ろ側に上陸して、じっくり眺める。積丹には、このような柱の様な岩が多い。地質が影響してるのでしょうか?不思議だ。
ふと足元を見ると、岩の窪みに小砂利のようなものがビッシリ敷き詰められている。
良く見ると、小さな巻貝のコロニーです。踏んじゃうところでした。
女郎岩を後にして、再び積丹岬の先端部に向かって進みます。今日は最終日で、昼前にゴールする予定だ。
昨日休憩した「島武意海岸(しまむいかいがん)」の傍には、灯台の崖下に近づける場所がある。見上げる程の高さが圧巻です。
昨日潜った海は、さらに青くなってました。波が無く、日光が差し込んだためだ。今日潜りたかったなあ~。
隣の海岸に行くと、波打ち際が茶色くなっている。
冷泉が湧き出てるそうだ。波打ち際に石を積み上げて浴槽を作れば温泉風呂になると言う。温度が低いので、温かい湯に浸かり人は石を焼いて投げ込むそうです。
ここが積丹岬の先端部。ここを越えると、神威岬が見える。もし可能なら、神威岬まで行きたかったなあ。
先端部周辺にはこんな峡谷もあります。距離は短いけど、力強い溶岩の壁がイイ感じ。
しかも透明度も高い。岸壁がそのまま海底に繋がっている様が見える。まるで谷間をカヤックで飛んでる様だ。
いやいや~、ここが終着地点です。晴天の凪の中、惜しむようにユックリと進む。
今日も良い日だったなあ~。自信持って「積丹ブルーを漕いだ」と言えるようになりました。
キャンプツーリングの最後を締めくくるのは、決まって荷物運びの重労働だ。キャンプ道具やカヤックを車まで運ぶ。もしも上陸した直後に「おっつかれ様でしたぁ~!」と解散できたら至福でしょう。でも風呂に入る頃「今頃、誰かが片付けてるんだろうな、、、」と少し気が重くなるに違い無い。
上陸地点から、積丹カヤックスの艇庫まで車で10分程度。一昨日、ツアーが始まった場所に戻ってきました。
荷物を降ろして、自宅に送り返すバッグにパッキングし直します。しっかし日差しが暑くて汗だくだ。北国とは言え日中は夏です。
艇庫にはパフィンやノーライトが並ぶ。北海道らしいセレクションです。
積丹カヤックスのアシスタント、シーちゃんが水洗いを手伝ってました。かあいいぃぃぃ~。(^-^)
着替えたら、近くの公共温泉浴場「岬の湯」でさっぱりする。新しい施設なので清潔で気持ちいい。しかも海が見える露天風呂がカヤッカーの心に響きます。ここはお勧めです。
http://www.kanko-shakotan.jp/category/list.php?category=3
3日間お世話になった積丹カヤックスを離れ、札幌に向けて車を走らせる。身軽になる為、途中の郵便局でキャンプ道具をゆうパックで家に発送。この位の大きさの荷物なら、ゆうパックが一番安いのだ。北海道に来る時は決まってこのバッグを使ってる気がします。全体が防水(ファスナーは止水)なので、濡れモノをパッキングするのに向いてます。
いやいや、、、良いキャンプツーリングでした。ガイドの西村さんお世話になりました。ツアー数日前まで強い低気圧が日本縦断してたけど、yone達のツアーに決定的な影響は無く、積丹の澄んだ海を漕ぐことができた。チャンスがあったら、次回は神威岬を漕ぎたいと思う。
北海道、積丹半島でカヤックするなら、、、「積丹カヤックス」
http://www.shakotankayaks.com/
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