NCKワンデーツーリング

今日は早起きして西伊豆に向かいます。南の海上を低気圧がのんびり通過中なので、ちょっと天気悪い。箱根の山道は視界50メートルです。

それでも徐々に晴れて暖かくなり、おまけに海は静かです。本日はNCK(西伊豆コースタルカヤックス)のアシスタントを務めます。今日は2グループ合計十数人のお客様とともにワンデーツーリングなのだ。

全員常連さんなので、集合したら早速出発！

暑くなく寒くなく、良い日です。松崎海岸を出て南に向かいます。常連さんとは言え、皆さん年に数回漕ぐ位ですがスムースに進んでいきます。自分がカヤック始めた時はどーだったかなぁ、、、

とりあえず定番の洞窟に入る。出発してから10分後くらいなので、休憩を兼ねてるのだ。洞窟をくぐる順番待ちの間、客様に声を掛け、必要に応じてペダルの位置の具合を直したり漕ぎ方を少しアドバイスしたりする。今日一日を疲れず楽しく過ごして頂けたら良いな、、、

うん。洞窟も水もキレイだ。ヨシ！

萩谷崎から岩地の町を望む。NCK代表の村田親分から「ここは東洋のコートダジュールと言って、、、」と定番のトーク。常連さんとはいえ、忘れてる方も多いのだ。

トイレ休憩で石部に上陸。先週までは海水浴場でしたが、今日は静かな海岸に戻ってました。遊泳ブイも撤去され、カヤックが自由に上陸できます。もうお昼近くなので、ここでランチを食べることにします。

その前に、、、ここ石部には無料の露天風呂があるので、ひとっ風呂あびましょう。

水着のままでOKです。ただし、ウェットスーツと土足は禁止。湯の温度は結構高いので、のぼせそうだ。冬でも湯が入ってますが、ぬるい事が多い。

お昼を食べたら雲見を越えて南に進む。ここの絶壁はちょっと圧巻だ。

絶壁を通過すると遠くの岬まで視界が開けます。千貫門も見えてくる。

千貫門の手前には「一貫門」もあります。ここは浅いので海底が良く見えますね。水が澄んでることが多いので、お勧めポイントです。

これが千貫門。これだけ大きな岩のアーチは珍しい。水深も深いので、遊覧クルーザーも通り抜けられます。

目の前のゴロ太浜に上陸して、休憩＆スノーケリング。足場が悪く、コケで滑りやすいので慎重に降りたいですね。こーゆー場所ではムリにカヤックを持ち上げず、軽く引きずってもOKです。転んで怪我したり、カヤックを壊すより良いのだ。

浜でゴロゴロしたり、前の海に潜ったり、思い思いに過ごす。

いや～。それにしても今日の海は静かだ。水温は少し低目ですが、日差しがあるので水から上がった後でも体が温まります。

千貫門からは松崎までイッキに戻る。背後からの緩い南風に押されてノンビリと進む。夏のツーリングでは追い風で戻ることが多い。ちょっと疲れた体に優しいのだ。

松崎の沖は保安庁の巡視船が停泊してました。明日はこの地域の防災訓練だそうです。海上からの物資輸送や、ヘリによる救助活動など陸海空一体となった演習が行われます。

お疲れ様でした～。皆さん今夜は近くの宿にお泊りだそうだ。ゆっくり休んでください。

解散した後、スタッフは後片付け。全てのカヤックの砂を落として浜に引き上げ、店に戻って装備を水洗い。今日一番の力仕事なのだ。

片付け終わったら近くの公衆浴場で潮を流す。明日もガイドを務めるので今夜はNCKのクラブハウスにお泊りです。でも今夜は他に泊る人が居ないので、１人ぽっちだなぁ、、、

と思っていたら、村田さんのお義母さんが夕飯に招待してくれました。とっくに用意してくれてたらしい。ありがちょ～ございます。お義母さんは料理が上手で有名だ。

ところで、お義母さんの家(茨城方面)ではナス焼きを作る時、ナスを切らずに丸ごとフライパンで焼きます。ナスが油を吸わないので、さっぱりとした焼きナスになるのだ。フライパンに蓋をすれば、蒸し焼き効果も出て、ホックりと焼きあがる。「ナスの丸焼き」、、、マイメニューにいただきです。

西伊豆でシーカヤックするなら「西伊豆コースタルカヤックス」
　　http://www2.wbs.ne.jp/~nck/index.htm