賑やかなイントロ講習

今日もNCK(西伊豆コースタルカヤックス)のガイドを務めます。仕事は朝7時からスタートが基本ですが今日は少しユックリ。朝8時半が満潮なので9時まで浜にカヤックを並べられないのだ。とりあえずお茶のポットやお菓子、お弁当用のクーラーバッグを準備。これで10数人分です。

今日のお客様は10数人のグループ。同じ会社の同期の方々です。ほぼ全員がカヤック初めてなので、まずはカヤックや漕ぎかたの説明から始めます。

昨日と同様、海は完全な凪だ。ちょっと曇ってますが、暑くなく寒くなく、良いコンディションですね。 

松崎海岸の堤防を出る前に、グループレスキューのデモンストレーション。希望者にひっくり返ってもらい、再び乗るまでを実演していただきます。他の方も１度見ておくと実際にひっくり返った時に慌てない、、、

、、、のですが、あまり見てない様ですね。今日の視聴率は30％くらいでした。

松崎町は映画やTVドラマのロケで使われることが多い。この赤灯台も時々スクリーンで見ることが出来ます。陸の雲が厚くなってきた。今日は曇ったり晴れたりの繰り返しだな。

また晴れてきた。ちょっと安心。晴れてると海がとても綺麗に見えるのだ。

松崎海岸を出て数百メートルで洞窟群に到着。初心者でも楽に通り抜けられるトンネルが沢山あります。ここは普通の船が入ってくることは無い。カヤックだけの場所なのだ。

トンネル前の入り江はいつも透明度が高く青い。

今日のお客様は若い方ばかり。すっごく賑やかなのだ。

その後はノドチ○コ洞窟に入り、、、

さらに少し先の萩谷崎を目指す。人数多いけど結構ペース速い。やっぱ若者はパワーありますね。

15分程進んで萩谷の入り江に到着。湾にはいつものクルーザーツアーの一行がいる。ここは停泊して遊ぶのに適した場所ですね。

我々も上陸してランチタイム。

スノーケリングしたり、泳いだり、岩の上から飛び込んで遊ぶ。通称「飛び込み岩」は登ってみると結構高くて怖いのだ。でも皆さん競う様に飛んでました。さすがだ。

実は今年の西伊豆は海水温が上がっていません。上層は平年に比べて3～5度、深いところでは10度低い。1時間ほど潜ってると寒くなってしまう。まだ8月なのに焚き火で温まります。こーゆー時はポットに入れてきた熱い紅茶が喜ばれました。

ところで、、、村田親分が浜に落ちてたスントを発見。この緑のベクターって、、、2年前にNCKの常連さんが、この浜で紛失した時計ではないですか！奇跡の生還(動いて無いけど)です。よくがんばった！

松崎に戻る前に、少しだけ南に向かう。「東洋のコートダジュール」岩地や、雲見をチラ見。

帰路は少し沖合いに出てから松崎に向かいます。先頭の村田親分が、追い潮が流れてるところを選んでコース取りしてるのだ。皆さん、気が付かないうちに結構なスピードで快調に進みます。

それでも、ちょっとは疲れますよね。なんたって初めてパドルで漕ぐのだもの。松崎まで戻ってくると、皆さんホットしたような表情になってました。

ちょうど保安庁の巡視船と入れ違いになりました。今日は地域の防災訓練があり、海上からの救援物資輸送などの演習だったのです。朝はヘリも飛んでました。

皆さんお疲れ様でした～。今度はワンデーツーリングやキャンプツーリングにいらして下さい。

さて、解散して片付けしてると1人のおじさんが近寄って来ました。ニュージーランドからやって来たKellyさんです。かつて村田親分がニュージー遠征した時、街で知り合ったそうだ。今は日本を旅しており、村田親分に会いに松崎までやって来たそうです。

夜はクラブハウスで皆と夕食。Kellyさんのニュージー話や、日本で訪れた場所の話を聞いて楽しい時を過ごしました。この後しばらく松崎に滞在したらしい、、、日本の知り合いを訪ね歩いているようです。

Kellyの様に知らない国を放浪するって良いかも。沢山の知り合いを訪ね歩くのだ。yoneもfacebookやってみるか？

西伊豆でシーカヤックするなら「西伊豆コースタルカヤックス」
　　http://www2.wbs.ne.jp/~nck/index.htm