土肥カヌークラブ レスキュー勉強会 [漕ぎ(Day paddling)]
土曜の朝、西伊豆の土肥カヌークラブ艇庫にクラブ員が集まってきました。yoneもEMRさん達と参加。 でも普通の漕ぎ会ではありません。ここでは定期的にやってるカヤックの勉強会なのだ。
今日はASAちゃん主催の「レスキュー勉強会」です。まずは簡単にブリーフィングし、練習の段取りを決める。午前中は主にグループレスキューの反復練習です。
2人1組で幾つかのレスキュー方法を試す。水温は23度。長時間海に浸かっていると、しゃみしゃみ(寒い寒い)です。
グループレスキューの核は再乗艇。沈脱した後、水に浸かっていると体が冷えて、トラブルが次の段階に進んでしまう。カヤックに乗っていれば「持ち時間」が延びるのだ。
まず静水の上で何度も反復練習するのが良いでしょう。手順やコツを理解しながら体に覚えこませます。
また、得意技の成功率を向上させるのも大切だ。何か1つで良いので、確実に再乗艇できる方法を身に付けたい。
大前提として、ひっくり返るような状況を避けるのが最優先ですが、実際のツーリングはそれほど単純ではありません。岬の先端の100m区間だけ少し波がじゃぶじゃぶしてるのは、良くあるシチュエーション。そこで進む選択をする事も多い。考える時には、「もし、トラブルがあっても最初の段階(フェーズ)で収束できるかどうか?」をすばやく計算しなくてはならない。今日のような勉強会で「レスキューって手間と時間が掛かり、体力を消耗する」ことを体で知っておくと、「撤退」の判断料になると思う。
2時間程で上がって、艇庫で片付け。日差しが暖かくて気持ちいい。まだ水シャワーでも耐えられる季節です。
おお~!これは何だ?今まで見たこと無い「お着替えポンチョ」をEMRさんが披露。生協で買ったらしい。これなら中で自由に動けます。外側に顔の絵を描けば、お祭りのコスプレになるにゃあ~。
着替えたら、みんなで仲良くお庭でランチ。気持ちよいのだ。
洗ったカヤックが芝生の上に並ぶ。シーカヤックって結構種類沢山あるんだな~。不思議とみんな好みがバラバラだ。
ランチの後は、クラブハウス内でケーススタディ。皆でワイワイと意見を言い合い、色々考えます。
座学終了後すぐに、EMRさんとyoneは町田に帰りました。途中、土肥金山のちょい手前の魚屋で干物を購入。ここは卸しがメインらしく、格安で干物を買えるのだ。EMRさんはアジの干物を10匹買ってました。
たまにはこーゆー勉強会もいいにゃ~。アクシデントからリカバリーするのは面倒な事だと、知識だけでなく体で理解するのは良い事だと思う。
伊豆でカヤック仲間をつくるなら、、「土肥カヌークラブ」
http://www2.ocn.ne.jp/~toicanoe/
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