朝凪のリハビリちょい漕ぎ

今日はいつもより早起きだ。日が昇る時間に家をでる。

釣り船のお客さん以外に誰も居ない久留和に到着。今日もラダー付きのカヤックです。今日は少し長く漕ごうと思ってました。しかし、昼から強い南西風が吹く予報なので、午前中に帰ってこれるルートに変更です。

気分だけは長距離モードのままなので、デッキコンパスとマップを装備。 

さらに、古いスマホにGPSロガーアプリを入れて、記録を録ります。 

さて、出発。いげいげ～！(宮城弁)

まだ朝だけど日差しが強く、セミドライスーツを着てる背中が熱い。今日は気温が上がる予報です。ちょっと厚着だったかな？

まだ朝焼けの色が残る南の水平線、城ヶ島を目指します。

完全な凪だ。眠っている様な海が続く。

そんな静かな水面をノンビリ漕いでると、、、ぼ～っとしてくる。

ぼ～っとしてる間に、城ヶ島にとうちゃ～く。時間が早いせいか、釣り人や漁船がいません。

せっかくのチャンスなので、岸沿いを散策。久しぶりです。

三浦半島も南端まで来ると水が綺麗だ。透明度が高い。

上陸できる浜を１つ１つ点検しながら進む。なんたって、7～8年振りです。様子が変わっていてもおかしくない。途中、海草が茂った入り江でトイレ休憩。海草が波を抑えてくれるので、カヤックが安定するのだ。

でも小魚にとってはトラップになるらしい。潮が引いて取り残されたのかな？もちろん、この後助けました。いつか恩返しにきれくれるかも。

初めて見つけた砂浜。ランチ休憩に良さそうです。

安房灯台にとうちゃ～く。すぐにけるける～(帰ろう～：宮城弁)

帰り道、斜め後ろからの風が吹き始めました。さっきまで”とろ～ん”としていた海がざわつき始めます。追い風にぐいぐい押されて、あっという間に久留和まで来ました。力が余ってるので、久留和を通過し名島に向かう。

荒崎まで来ると、ぐっと風が強くなった。名島は諦めてUターンです。常時10m以上の風が吹き、向きを変えるのも気を使う。

向かい風を漕ぎ上がり、長者ヶ崎を越えると急に状況が良くなった。僅か数百メートルでずいぶん変わるもんだ。

久留和に上がると、そこには夏の風景になってました。30分前に漕いでた海とは大違いです。

SUPの試乗会のようです。久留和はSUPをやってる人は多いですね。

体は疲れてないが、また手にマメが出来てました。これがタコになる頃、リハビリが終わるのでしょう。

帰りがけ、いつものコンビにでお昼ご飯。野菜とタンパク質が欲しい。さらに、最近はアミノバイタルも摂ってます。

春は天候の変化が激しい。特に5月頃は陽気も良くなり、海に出る人が増えて大きな事故が起きやすいと言う。かつて操業中の漁船団が遭難し、数百名が亡くなった。「メイ・ストーム」と言われる由縁です。 

カヤックを始めて6ヶ月ほど経った頃、今日の様な凪の海に1人で漕ぎ出したことがある。深い湾の奥に上陸してランチした後、再び漕ぎ出すと強い風が吹いて、白波が立っていました。天候の急変で怖い思いをした時のレポートを、こちらの掲示板に投稿してあります。

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