ロシアン・カヤック・トリップ [漕ぎ(Day paddling)]
週末の朝、箱根峠を越えて西伊豆に向かう。峠の上は濃霧でした。
南西からの風が湿った空気を送り込み、霧を発生させてるようです。
本当は南伊豆に行きたかったのですが、南は状況が悪いので
西伊豆・松崎に変更です。海岸の端の駐車場でカヤックを
下ろして準備。
今日はyoneの元英会話講師のYoujin夫妻を連れてきました。
2人は日本在住のロシア人なのだ。
今まではシングル艇に乗ってもらったが今回はダブル艇です。
メンバーの体力差がある時、ダブル艇は便利なのだ。
う~ん。晴れて気持ちがいい。南方面は波が高くて漕げない
けど、松崎周辺は大丈夫です。
空と風はカヤック日和だ。
でもウネリが大きくて上陸できる場所は少ない。松崎を出たら
岩地、雲見の沖を通って千貫門に向かう。
Youjin達にとって雲見は初めてです。断崖の岬が海に向かって
突き出しており、頂上には畳み2枚ほどの狭い展望台がある。
そこから見る景色は圧巻です。
この辺りからウネリが大きくなってきた。
千貫門まで来たけど、、、予想通りウネリが大きくて門を
通れません。ここでUターンです。
帰りもウネリに揺られながら進む。この時、既に午後1時を
過ぎてます。おなかペコペコだ。
雲見の隣の浜に上がろうとしたけど、湾内までウネリが入って
おり上陸断念。空腹をガマンしつつ石部まで来ました。夏の間、
ここの海水浴場はカヤック上陸できません。その替わり隣の
漁港スロープが使えます。
石部海水浴場や港の中は日陰が無い。堤防を越えて隣のゴロ太浜で
ランチ休憩だ。ここはスノーケリングスポットですが、今日は
泳げませんね。
ちょっと昼寝したら、けるける~(帰る、帰る:宮城弁)。
漕ぎ終わった後「ダブル艇どうだった?」ときいたら、2人共
「シングルの方が好きだ。」と言ってました。前後のパドル
ピッチを合わせるなど、ちょっと面倒だったって。
カヤックを片付けた後、車で千貫門裏の海岸にやって来ました。
ちょっと急な山道を抜けて浜に下ります。
そろそろ夕日の時間だ。雲が少ないので、地平線に落ちる
夕日が見られそうだ。
今日は一日中ウネリが大きかった。千貫門裏は怒涛のサーフで
大迫力だ!
浜の中ほどまで歩いて行き、千貫門の中に沈む夕日を見れ
ました。ところで門の中に流れ込むウネリが凄い。夕日より
こっちの方が凄かった。
浜には色々な漂着物が落ちてました。これはタイの香米の袋。
「香米」とは聞き慣れないけど、どうやら古代米の一種で、
高級品らしい。日本ではあまり食べませんね。
いやいや、ウネリが大きな1日でした。後日Youjinが写真を
友達に見せたら、「すごい海を漕ぐんだね!」と言われた
そうだ。でも彼らは楽しんでました。
次回はシングル艇にするね。
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