ニュージーランドの絶滅危惧種 "Kea"

ミルフォードサウンドに向かう途中、山岳地帯のトレールで
ショートハイキングした時、変な鳥を発見。休憩ベンチの横で
他のハイカーが投げたプリングスをつついてました。

なんだか不思議な色ですね。
決して飛ばず、地面をひょこひょこ歩いてます。

ハイキングを終えて車で少し走ると、こんな説明パネルがあり
ました。さっきの鳥は絶滅危惧種の”Kea”という高山オウムらしい。
「食べ物を与えないでください」「写真を撮るなら、小石や小枝を
積み上げると”なんだろう？”と寄ってきます。」だって。

さらに走ると、道路沿いの駐車スペースで2羽発見。奥のKeaが
何かをついばんでる間、手前のKeaはずっとこちらを見張ってます。
きっと夫婦ですね。さて次行きましょうか、、、

、、、と、車に戻ると、オスらしきKeaがついて来た。じっと
こちらを睨んでる。どうやら食べ物を要求してるみたいですね。

車を少し動かすと、さらに近づいてきて睨みつけてくる。
「なんだよ。おめーは写真だけ撮って、何もくれね～のかぁ？」
と言いたげだ。きっと、いつも旅行者から食べ物をもらってる
のでしょう。

他の駐車場にも居ました。やっぱりペアで出てきます。
大型バスの旅行者に囲まれて撮影タイム。

また写真だけ撮って立ち去ろうとすると、、、車の後ろに
回り込んでバックするのを邪魔するのだ。ひいちゃうよ～。

個体数が減って2013年に絶滅危惧種に指定されたKeaだが、、、
人間に慣れ過ぎてる。奈良の鹿並みです。
下の写真はオーストラリアのワラビー。彼らも、山道の駐車
スペースで観光客を待ち構えてました。人間を見ると、ワラビー
の方から寄ってくるのだ。

ニュージーランド環境保護局が”Kea”について解説してる
ページはこちら、、、 
http://www.doc.govt.nz/kea