JSCA研修会 [技術(Technique)]

 今日はJSCAの研修会に参加。パドリング技術分析がメインテーマです。
漕ぎ方を人に教えるボキャブラリーを増やそうと思い、参加することにしました。また、色々な人に教えてもらうのは面白い(ためになる)と思います。

朝起きると昨日の大雨がウソのように晴れてました。暑い。。。
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朝の混雑を避けるため、集合時間より早めに家を出ました。1時間くらい待ち時間があったのでブログ作成です。最近FOMAデータカードを買いました。家族みんなで共有してます。
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時間になり、参加者が勢ぞろい。思ったより多い6~7人。静岡から来た方もいました。
さて、JSCAの研修会の始まりです。。。

まずはウォームアップ!、、と漕ぎだしたら、、、
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犬が水泳中。近所の方だそうです。泳ぐのが好きなのかな?鼻息荒く、ずっと泳ぎ回ってました。おまえもJSCA研修会に参加したいのかい?
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いよいよ研修会の始まり。
今日のテーマは「カヤックを効率良く動かすには?」です。要点としては「カヤックの移動方向に向かってブレードが最大限の推進力を発揮するためにどうするのが良いか?」ということ。まずはドローストローク・サイドスリップを題材に研修がスタート。一方的な講習ではなく、参加者皆で意見を言いながら進んで行きます。まさに勉強会ですね。

ブレードの推進力はパワーフェースの法線方向に発生します。ドローの場合、パドルが垂直に立つと推進力が100%横方向に進むことに費やされます。ハドルが寝ると、推進力は斜め下に向かって発生し、ブレースと横方向移動の2つに分散されてしまいます。実際のフォームとしては上の手をカヤックの外側に突き出してやること。これによってパドルが立ちます。他にもいつくつ要素ありますが、、、割愛。
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カヤックに乗ったままでは感じにくい部分もあるので、水の中に立って要素を確認。
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再びカヤック乗ってドローストロークを試します。全員のパドルが垂直に立ってる風景って、ちょっと変な感じ(^-^;)。。
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続いてスカーリングドローについても討議と実験。
ここで午前の部が終了です。 
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昼はKOAさんのお店前で昼食&休憩。
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KOAさんちの犬、「サン」はおとなしくて賢こそう。 
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何人かはKOAさんにお弁当の手配をしてもらってました。近くのレストランで作ってもらったお弁当ですが、普通のお弁当箱に入っているので、まるでお母さんが作ったお弁当みたい。弁当箱はKOAさんが用意して、中身を詰めてもらうそうです。使い捨て容器につめるより、このほうがゴミが出なくていいですね。それに美味しそう。
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午後はバックストロークです。バックストロークは思いっきり振り向いた体勢から、ブレードに少し体重をかけるようにして、下にえぐる様に漕ぐものだと思ってました。それ自体は間違いでありませんが、討議をするうちに、推進力のほとんどは体の横辺りで発生することに気がつきました。したがって、体の横にブレードが来たときに「ドン」と体の捻りを戻す時の力をかけてやるのがもっとも効率が良いとなります。後ろに進む為だけなら、体の横からブレードを入れてやれば済むのです。実際にやってみると今までの漕ぎ方と大してスピードが変わりませ。これは目からウロコでした。確かにブレードをいくら下に押しても推進力になるはずありません。
では、なぜ体を大きく捻って振り返るのか? それについても皆で意見を出し合います。まあ、後ろを見るから振り向くのが主な理由ということになりましたが、、、詳細は割愛。
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さらに外傾ターンと内傾ターンについて解説。シーカヤッカーには馴染みの薄い「エッジを使う」という言葉が登場。コクピットの前後あたりに、エッジと呼ばれる部分があり、内傾ターンの時には前のエッジで曲がっていくそうです。外傾ターンでは後ろのエッジです。サーフカヤックで「エッジに乗る」というのは知ってましたが、シーカヤックにもあるとは思いませんでした。ターンの時に「切る」フィーリングは感じていましたが、単純に左右だけだと思ってた。 

最後はバウドローとスターンドロー。もうこの段階になると、誰もがブレードから発生する推進力の方向を重要視するようになっています。理屈は省いてフォームの説明に入ります。ブレードの位置が前や後ろになっても、ブレードを立てるにはどうしたら良いか?やっぱりカギは上の手を大きく張り出すことです。ほかの要素については、、、、割愛。
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研修会終了後に終了証をいただきました。主催のKOAさん。研修トレーナーのNさん。お世話になりました。
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いや~、今日は良く練習しました。普通に漕ぐより5倍は疲れた。帰り際、ファミチキで油補給。濡れた後は、少し脂っこいものが食べたくなります。
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そして、、、久々に保土ヶ谷BPで渋滞にはまりました。400-P7101434.jpg

今日の収穫。
●シーカヤックにもエッジがある。
●推進力の方向をベースにパドリングを考える。


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