暑い夏 松崎の海

今日も西伊豆の松崎で、NCK(西伊豆コースタルカヤックス)のアシスタントガイドを務めます。スタッフの朝は早い。6時前に起きて、海岸にカヤックを並べます。 しっかし今日も暑い。朝から汗だくだ。あっという間にTシャツは絞れるくらい汗まみれになるので、作業中は上半身裸です。

今日のゲストの方は全て初心者コースです。まず、パドルの持ち方や漕ぎ方、カヤックについて説明させていただき、早速海に浮かびます。

暑い。慣れない体には堪えます。

波も風も無く、今日もツーリグ日和。松崎を出発した後は、松崎周辺の海食洞窟に向かう。松崎港の堤防を出て数百メートルのところに、カヤックで入れる大きさの洞窟が幾つもあります。

順番で洞窟に入る。もちろん「ムリムリ、やめる！」という方は入らなくてもOKなのだ。

船の長さが短いシットオンカヤックは、洞窟探検向きですね。中で回転するのも楽々。
　

洞窟から見る外の景色が好き。「抜けたっ！」って感じがいい。

次々と他の洞窟に突入。うねりが無い日は安心して洞窟探検できます。

途中の入り江では、シットオンに乗った子供達が水中にダイブ。いつでも好きな時に乗り降りできるのもシットオンの利点ですね。

お昼はカヤックでしかアプローチできない浜で休憩。ランチとおやつ、スノーケリングで過ごします。ゲストのランチはNCKの用意したクーラーバッグで預かります。保冷剤もあるので、お飲み物も冷たいままなのだ。他には、氷を入れた冷たい麦茶も用意してます。

ゲストがスノーケリングしてる間、yoneも海中を偵察。西伊豆の海には、多くの熱帯魚が泳いでる。「ルリスズメダイ(コバルトスズメダイ)」です。下田から土肥まで、西伊豆全域にいます。色が鮮やかなので、カヤックの上からでもはっきりと見えます。

これも熱帯魚。申し訳ない。名前は知りません。

たっぷりスノーケリングして、ゆっくり休んだら松崎に戻ります。帰りは少し沖合いのコースを取る。上陸した浜から少し南に行くと、「東洋のコートダジュール：岩地」から、雲見まで一望できるのだ。

帰りは南寄りの緩やかな追い風をつかまえ、順調に進む。この２艇のシットオンのメイン漕者はファミリーのお父さんとお母さん。シットオンは大きいので漕ぐのに力が要りますが、追い風がアシストしてくれます。

午後4時頃、松崎到着。ゲストによって疲労の度合いに差があり、まだまだ余力ある方もいれば、ちょっとお疲れ気味の方もいらっしゃいます。最後にゲストの皆さんに「今日は何Kmくらい漕いだと思いますか？」と質問すると、5Kmと答える方もいれば、20Kmと言う方もいる。その距離は疲労度と比例してることが多いです。ちなみに今までで、もっとも長い距離の答えは70Kmですって。随分と遠くまで漕いだんですね。

ゲストと別れた後、カヤックや道具の片付けに取り掛かります。20艇のカヤックと2本のシットオン。そしてパドルやPFDを全て洗って、干すのだ。今日はスタッフ4人なのでサクサクと終了。でもこの暑さは堪える。夕方になっても気温が下がりません。一日中、汗だくだくです。

全て終了後、自炊する気は全く無く、スタッフ全員で外食。松崎の街中にある和食屋「松膵(しょうすい)」に突撃！特大かき揚げを皆でつつきながらビールで乾杯です。

yoneは地魚丼を頂きました。大抵、いつもこれをオーダーしちゃいます。お魚大好きyoneのお勧め。

今日も無事に終わりました。このところ、天候が安定してるので、ゲストの方には安心して西伊豆のカヤッキングを楽しんでいただけます。ほんとラッキーですね。

しっかし暑い。NCKにはエアコンが無いので、今夜も少し寝苦し夜だ。掛け布団(タオルケット)は不要。パンツ一丁で眠りの中に沈みました。。。