プレディター

今日もNCK(西伊豆コースタルカヤックス) のアシスタントを務めます。

お盆休み中は、他のスタッフと共にNCK店舗横のクラブハウスに寝泊まり。目が覚めて5分後には作業開始できるからギリギリまで寝てます。寝坊の心配もありません。今朝も6時前に起き出してパドルやPDF、スプレーなどの備品を車に積み込み松崎海岸に向かいました。レンタル艇を浜に並べ終わった後は、店舗に戻って朝食です。

通常は店舗でゲストを迎えますが、今日は昨日に引き続き新人スタッフと共に一足先に浜に行ってスタッフトレーニング。ロールや各種パドリングスキルの基礎トレーニングを小一時間行いました。新人スタッフの彼女は大学時代にライフセイバーの経験があり、フィジカル面は完璧です。勘も良く30分でロール上がりました。 若いってイイなあ、、、。　ちなみにyoneの初ロールは2時間掛かってます。

今日も暑い一日だ。浜に並べたカヤックやパドルが日光で熱せされて、不用意に触るとアッチッチです。今日のゲストも全てイントロクラス(カヤック初体験コース)。10数名の方がいらっしゃいました。カヤックやPDF,スプレースカートの説明の後、パドリング方法を練習。「前進」「後進」「ブレーキ」「(左右に)曲がる」の４つの漕ぎ方を説明させて頂きます。

松崎海岸を出て10数分漕ぐと 海食洞窟郡に到達。こんなに近いところに沢山の洞窟があるなんて、滅多にありません。

洞窟の前からは対岸の堂ヶ島や、遠く田子島が望めます。入り江には綺麗な小魚が泳いでおり、カヤックの上からでも見えるのだ。

本ツアーで最大の洞窟がこちら、通称「のどチ○コ洞窟」カヤック20艇が同時に中に入れるくらい広いです。中には岩ツバメの巣があり、子作り中。親鳥が飛び回ってました。

お昼休憩はスノーケリングポイント前の浜。たっぷり潜って、ノンビリ休憩です。

これはクワガタ虫。ゲストのお子さんが、海上のブイの上で見つけたそうです。どこからか飛ばされてきたのでしょうか。

今日のゲストには、ちょっと凄い人がいらっしゃいました。NCKの常連さんのご兄弟で、素潜りハンターなのだ。素潜りで魚を獲るのだが、その獲物が普通じゃない。マグロなどの回遊魚を仕留めることも出来るそうです。

水中で見ると、まさに狩人です。迷彩のラッシュガードもあいまって、プレディターみたい。

装備も普通と大きく違う。長いスーパーフィンに迷彩のラッシュガード。色付きのマスクにGoPro装着。5mのカーボン製のモリ。何もかも我々と異なります。すっげ～の一言。

帰るためにカヤックのしてたら、、、、コックピットの中にフナ虫を発見。ビルジスポジで退治するのもガイドの仕事なのだ。

り道は少し沖出ししてから松崎に向かいます。南寄りの、ゆるやかなサーマルに助けられてハイペースで進む。

下の写真、右端の白い建物があるところが松崎です。遠くからでもハッキリ分かる目標物ですね。パドリング時間の合計はほんの2時間程度ですが、カヤック初体験の方にとっはそれなりにハードです。帰り道では、少しお疲れのご様子のゲストもいらっしゃいましたが、時間はたっぷりあるので急ぐ必要ありません。各人の気分やテンションにあわせて、思い思いに漕げば良いと思います。急ぐと余計疲れちゃいますよね。

午後4時には松崎の浜に到着。今日も一日無事に終了できました。

そして、浜での片付けが終わった後、新人スタッフが覚えたてのロールをNCKのスタッフに披露。。。ですが、うまくいかん。昨日、客さんの前では成功したのにね。　うーん、どうも場がしまらないので、教育担当のyoneが同じカヤックで模範演技を。。。　ですが、上がらん！　ピクリともしない。　それを見てた村田親分や他のスタッフ曰く「いつものyoneとは動きが全く違うよ」。　「新しい種類のロールをするのかと思った」とさえ言われちゃいました。結局、この日は上がらず。　ちょっとブルーなのだ。

ところで、例の新人スタッフ宛てに家族からスイカが届いた。早速冷やして、食後に頂きました。ホントに腹いっぱい食べた。こんなに思いっきり食べたのは、生まれて始めてかも？　食べ過ぎで苦しくてベッドに横になってからも暫く寝付けなかった。

いやいや、しかしロールが上がらないのはショック。もっともロール以外にも、幾つか出来なくなってる事があります。例えばスカーリングブレイスも浮いていられる時間が短くなっちゃった。　少しずつトレーニングし直しが必要ですね。　フィジカル的にも手術前のレベルには及ばず、まだまだリハビリトレーニング中なのだ。