水漏れカップ修理開始 [道具(Materials)]

ちょっと前にカップファーベル(カヤックの名前です)の水漏れを発見。後ろのバルクヘッド(隔壁)の下が剥がれて、コックピットに溜まった水が荷室に流れ込んでます。無視できない浸水量なので、修理することにしました。まずは古いコーキングや、不要な部分のFRPを除去。作業しやすいように台に載せます。
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コックピット側のコーキング材をカッターで切り取ります。浸水してるくらいなので、下半分は既に剥がれている。問題ない上側半分を残して、できるだけ綺麗に除去です。作業しやすい様に、シートは事前に取り外しました。 
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次に荷室側の剥がれたFRPを除去。隙間にドライバーを差し込んでめくり上げ、、、 
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ペンチでむしり取る。
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大まかに取り去ったらサンドペーパーでさらに削る。手作業でも良いですが、時間かかります。そこで、転サンダー(サンドペーパー)を電動ドライバーに装着したものを用意。
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手作業に比べて格段に早い。がんがん削れます。でも削り過ぎに注意。ちょっと失敗して、底に穴あけちゃいました。あ~あ。余計な作業が増えちゃった。
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後からFRPを貼り付けるので、「貼り代」分を残しておきます。
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修理作業するときは、ついでに他の箇所も補修しときます。昔貼ったFRPの端が剥がれてきたので、サンドペーパーで削り、滑らかにする。後で樹脂のみ塗ります。
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これだけの量のFPRを剥がしました。小さなコンビに袋一杯なのだ。

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FRPは通常「シート状のガラス繊維を樹脂で固めた物」です。つまり、削り粉は微細なガラス片なので体に悪い。作業する時は粉が付き難い服装と、マスク、帽子が必須。本当はゴーグルや、本格的なマスクも欲しいところです。
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今日の作業はこれにて終了。カヤックを綺麗に水洗いして、しっかり乾燥させます。水分が残ってると、FRPが硬化しないらしい。

知床の新谷さんがツアー中に壊れたカヤックを修理してる記事はこちら。。。
 知床エクスペディションDay4 「停滞」
 http://seakayak.blog.so-net.ne.jp/2003-08-10


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