土肥でリハビリちょ漕ぎ

天気が良い週末、西伊豆に向かって車を走らせます。小田原の辺りで、真正面に富士山が見えるポイントがあり、今日は完璧な富士山が現れました。

昼前に土肥カヌークラブのクラブハウスに到着。今日は、福ちゃんのリハビリ漕ぎに同行して、yoneもノンビリ漕ぎの予定です。

ちょっと怪我して、お休みしてた福ちゃんですが、6月の松崎シーカヤックマラソンに出場を決めました。今日は、バディの愛伝さんと一緒に、ダブル艇で練習。やっと漕げるようになったと言ってました。

他にも、マコちゃん、マーさんも一緒。土肥の海はホンダワラが茂っています。まるで、飛行機で森の上を低空で飛んでるようだ。

愛伝さんが午後から用事あるそうだ。昼前には一旦上陸して、艇庫近くにオープンしたCafeに、お昼を食べに行くことになりました。上陸時、浜はドン引き干潮なので、20mほどカヤックを引いて歩きます。春だなと感じる瞬間だ。

”Blue Cafe”は、クラブハウスから”115m”、国道から少し離れた、静かな場所にあります。我々は午後も漕ぐ予定なのですが、初めて行くCafeに濡れたままで行くのは気が引けたので、一旦全て着替えました。

店内はクラシックなアイテムや、カヤックがディスプレイされてます。

ランチのパスタをいただき、食後のコーヒーを飲んでると、サービスでケーキを出してくれました。実はここのオーナーは、元祖土肥カヌのメンバーなのです。クラブの永岡代表や、西伊豆コースタルカヤックスの村田親分とも知り合い。おかげさまで、ちょっと得しちゃいました。

裏には沢山の天草が干してある。今朝、5時起きで浜に捕りに行ったそうだ。もうすぐテングサ漁が解禁になると、船を持ってる人は岩場から直接採集するそうです。

午後からまた海に出ますが、あまりに気持ち良い陽気なので、クラブハウス前の庭でゴロゴロ。実は、風が落ちるのを待ってるのだ。こーゆー時間もシーカヤッキングの一部だと思う。

午後からは、レスキュートレーニングをするつもりです。そこで、ビクティム想定艇の空カヤックを用意。クラブのポリ艇を庭に出して置いておいたら、、、中から何か出てきた。冬眠から覚めた動物みたいですね。

害はなさそうなので、構わずサーフカヤックを重ねます。このまま2艇をベルトで縛って、まとめて海まで引いていきました。

海に戻ったら、まずはサーフカヤックでロール練習。ふーん、、、前回より調子良くないなあ。のけぞった上体がスターンデッキの上に乗っかりにくい。体が動かない感じです。

皆は、色々なケースのリカバリーを練習。サーフスキーが、沈脱シーカヤックをレスキューしたり、、、

もし、3艇でパドル(2ピース)が１本しか残っていなかったとしたら、、、

ラフトを組んで、バラした2ピースパドルを左右の人が漕ぐ。ほとんど遊びの様ですが、色々なパターンを試しておくと、頭が柔らかくなり、いざと言う時に柔軟な発想で対応できるようになります。知床のカヤックレジェンドが言ってました。「経験は役に立たない。ただあるのは、その時、現場で必死に考える事だけだ。」

皆が外海に遊びに行った後、yoneはダブル艇のレスキュー練習。

yoneの腕力では、ポリのダブル艇を持ち上げることが出来ません。自分のカヤックの上に引っ張り上げたら、そこでひっくり返す。持ち上げなくても、必要充分な排水が出来ます。前後コックピットが隔壁で分かれてる艇なら、前側は完全に排水できる。皆が帰ってくるまでに5～6回練習。筋トレを兼ねて、何度か持ち上げて排水。マジ重かった。しかし、それだけ負荷を掛けても、手術した右肩は痛みません。ちょっと嬉しい。

午後4時ごろに終了。いや～、今日は疲れたにゃあ～。

今夜は、クラブハウスで今年度のクラブ運営に関するミーティングがあるのだ。その前に、土肥の「台湾料理屋」で腹ごしらえ。ここは最近、伊豆半島や神奈川県に店舗展開してるフランチャイズ店。特徴は「ボリューム満点」です。気をつけてオーダーしないと、大変な目にあっちゃうのだ。店によって味が異なるので、お近くのお店が”お好みの味”なら、ラッキーです。

夜は大勢のメンバーが集まりましたが、コレでも全体の5分の１くらいです。一度に全員集まることは難しいので、何回かに分けてミーティングを開催しました。代表の永岡さんの真面目さには、頭が上がりません。

今日は、ほとんど漕いでませんが、筋肉痛になっちゃった。あの重いダブル艇のせいだ。