カヤック・ジャンボリー Day 1 [遠征(Expedition)]

金曜の夜10時過ぎ。yone家にカヤック仲間が集合。近所に迷惑かけないよう、コソコソとカヤック5本+5人分のキャンプ道具を車に積み込む。 
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タケちゃんの招集で集まったメンバーが、カヤック・ジャンボリー2014に行くのだ。今年の開催地は岩手県山田町。東京から片道650kmです。伊勢志摩より遠いが、四国より近い。
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夜の高速道路を一気に走り続けます。いげいげ~~!

ラッキーなことに、今回は5名全員が運転できる。1人当たり2時間ちょっとハンドルを握れば良いのだ。 
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夜が明ける頃、仙台近くのSAで「東北のポール・カフィン」と合流。
、、、と、ココまでは予定通りだったが、なぜかIGもいる。昨夜の内に電車で仙台まで来て、ポールにピックアップしてもらったのだ。誰も知らなかったサプライズです。この2人は知られざる冒険野郎なのだ。
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今回の遠征は交通費を最小限にすべく、車1台に5人乗車。荷台は5人分の荷物で一杯なのだ。
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朝7時半頃、山田町の道の駅に到着。既に他の参加者が集まってました。野川さんや、新谷さん、柴田さんも居る。しばらくカヤックに乗れなかったyoneにとって、懐かしい方々に会うことができて、ちょっと感激です。この世界に戻ってきたと実感できます。
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ジャンボリーの集合時間は10時。まだ時間あるので、出艇場所の横で一眠り。夜通し走ってきたので、足を伸ばして横になれるのは嬉しい。
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ふと気がつくと、我々の近くに人だかりができてる。ウォーターフィールド社の水野さんが、カヤックのプロトタイプを「組み立て」始めたのだ。本邦初公開。5分割のシメスタです。分解すれば、2つの大型バッグに収まる。宅配便(小荷物?)や、旅客機の預け手荷物が可能です。
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袋から出すとこんな感じ。5つのパートがマトリョーシカの様に組み合わされてる。
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5分割シメスタの記事は、また後日。。。
今年のジャンボリーの参加者は、約50名。賑やかな出艇準備風景です。
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こちらは、プラスチックボード製の「”折り”畳み」カヤック。文字通り、パタパタと折り畳むと、スーツケース大になります。
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今回初めてツーリングで使うらしい。オーナーは、八○姐さんのアドベンチャーレース仲間。オリジナリティー溢れる方です。ジャンボリーの後は、このカヤックで数日間のツーリングをする予定。
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東京メンバー(今は北海道住まいです)のキョコちゃんは、ネットオークションで中古のパフィンをゲット。こちらは、今日は初めて浮かべるそうだ。彼女は既に1本パフィンを持っており、これは2本目です。
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ぼちぼち皆の準備が整い、なんとなく海に浮かび始める。
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おお~!やっぱパフィンは渋いのお~。yoneが初めて乗ったカヤックもパフィン。知床エクスペディションで乗ったのもパフィン。柴田さんも最初はパフィンに乗ってました。同世代のカヤッカーにとって、永遠の名艇です。
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50名のカヤッカーによる、ジャンボリーの始まりです。明確な号令も無く、なんとなく出発。と言っても、先導艇だけは決まってます。
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皆、思い思いにまとまり、おしゃべりしながら進む。釣り糸を垂れてるカヤッカーもいて、早速1匹ゲットです。
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山田湾を横切り、外海に出る。少し波が高くなり、山の上は雲に隠れてる。ちょっと良い雰囲気です。
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いろんな人とおしゃべりしてる間に、今夜のキャンプ地にとうちゃ~く。
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プラスチックボート艇もとうちゃ~く。海から上げる前に、スターンエンドのカバーを外してビルジを排水。構造的に、デッキが波を被ると中に水が入るそうだ。結構な量が入ってました。
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約17km漕いで、小さな漁港に上陸。簡易トイレもある。なにより50名がテントを張る平らなスペースがあるのだ。ここも津波によって、被害を受けた場所だ。10数メートルの高さまで土が抉られ、倒れた木々があった。
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浜には多数のカヤックが並び、、、
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その近くには、テント村が出現。
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yoneのテントはこれ。家庭向けエスパースの4人用。東京メンバーのWNBさんと同居です。
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ジャンボリーには、日本のコアなカヤッカーが大勢参加してます。彼らの人望は厚く、地元岩手のカヤッカーから大量の差し入れがありました。山のような牡蠣、ムール貝、小ホタテ貝。ここは市場か?
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一般の参加者が寝床の準備をしてる間に、新谷さんが夕飯の準備をしてくれた。基本的に新谷さんはゲストだが、メシを作らないと落ち着かないようだ。
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一気に10kgの米を炊く。新谷さんでさえ、これだけの量を1つの鍋で炊くのは初めてだそうだ。火に掛けてる間、何度かしゃもじでかき混ぜて、温度のムラをなくしてました。お寺の法事のノウハウだそうです。
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先の貝以外に、新鮮なホヤ貝も出現。まったく生臭く無く、刺身でペロペロ頂きました。
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やっぱり出てきた定番の水タンク、「アザラシ」です。yoneも6Lモデルを愛用。もしこのタンクを買う時は、迷わず最大の10Lモデルを選びましょう。価格差も少ないし、水の量に応じて小さくなるので、大容量の方が汎用性が高い。
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夕食の準備が出来ました。新谷さん曰く、明るい内にゲストに食事を摂らせるのは、ガイドの大切な仕事だそうです。その為に、上陸したら自分は着替えもせず、直ぐに準備を始めるそうだ。そして、コーヒーを飲み終わる頃には濡れたウェアは半乾きとなり、いつも着替えないまま寝袋に入ると話してました。
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10kgの大量の米の炊き具合はパーフェクト。新谷さんも、ちょっと満足そうにしてました。今夜はちょい辛カレーで頂きます。
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満腹になってしばらくすると、辺りが暗くなり始めました。焚き火の周りに人が集まってきます。
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自然と車座になり、酒を飲みながらさまざまな話を交わす。例によって、東北衆とは下ネタのみの会話です。そういえば、ABさんとは今まで1度もカヤックの話をしたことが無いにゃあ~。
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さっき、全員が腹いっぱい食べたけど、まだ大量の「潮茹で貝」が残ってる。
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2度とこんな機会は無いと思い、気が遠くなるくらい頂きました。
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いやいや、久々にユックリ楽しむ焚き火だ。
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楽しいけど、、、昨夜寝不足だったので、10時頃にダウン。這うようにしてテントに潜りこんだのだった。。。

カヤック・ジャンボリーを主催するRaindog seakayak skill serviceはこちら。
http://www.h5.dion.ne.jp/~raindog/index.html


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