慶良間キャンプツアー Day 4 [遠征(Expedition)]
慶良間キャンプツアー4日目の朝。昨夜から風が無く、暑くて寝苦しかった。
朝になっても完全な凪です。そよ風一つ無く、蒸し暑い。タイドプールはまるで鏡の様。
ところで、ツーリング中でも一日1回、毎朝メールチェックしてます。何か緊急連絡が入ってるかも知れないのだ。docomoの通信網は強く、慶良間の浜でもLTEが入ります。助かるにゃあ。
皆、テントから出てくるとテーブルの周りに集まってお茶を飲みながら、どーでも良い無駄話を始めます。
Ygさんが昨日まで漕いだルートを地図に書き込んでくれました。結構ぐるっと回りましたね。渡嘉敷島の東側以外は一通り漕ぎました。
さすが大城さん。4日目の朝ごはんは、疲れた胃に優しいお粥です。
お好きなトッピングを乗せていただく。ああ~、胃が癒される。そしてまた食べ過ぎました。
食べたら粛々と片付けて、8時過ぎには出艇準備完了。今日は最終日なので、全ての荷物を積み込みます。
キャンプ地を出てすぐの場所に、狭い岩の回廊がある。中に入っていくと、、、
奥に進むにつれて徐々に狭くなっており、ついには行き止まり。ウネリでちょっとだけカヤックを壁に擦ってしまった。大城さん、すみません。
今日の行程は短い。ノンビリと寄り道しながら進みます。
通称「シブがき島」に上陸。なぜシブがきと言うのか、、、
それは昔のアイドルグループ「シブがき隊」が解散した時、記念に「シブがき島」と命名し、メンバーの胸像を建てたのだ。その名前と共に今でも像が残っています。度重なる台風で壊れたり、ちょっとびっくりの修復を得て、今年の夏はこんな姿になってますが、、、
この島に上陸したら、小高い山に登るのがお約束。「海猿登山隊!慶良間のピークを攻める!」なのだ。
道にはこんなものが敷き詰めてあった。砲弾ではないか。これについて大城さんに質問するの忘れてました。
突き出たピークは絶好の写真スポット。Ygiさん怖くないのね~。
下を見ると、上陸した砂浜と綺麗な海が見える。ちなみにOhzekiは浜で留守番。「私はいいですわ」と山登りを拒否。
さらに少し上ってピークに到着。見晴らしが良く、慶良間が見渡せます。
降りる途中、大城さんが白い砂について1つ教えてくれた。
魚がサンゴをかじり、フンと一緒に排泄するそうだ。その粉末状のサンゴが溜まり、細かい砂の様になる。たしかに、粉のように細かい。
そしてその白い砂が、慶良間ブルーの海の色をかもし出す。
まるで天国のような海です。4日目になっても笑いが止まらない。
Kubo家も笑いが止まらない様だ。。。いや、葉山でも常に楽しそうに笑ってるな。
昼前にはゴール地点の渡嘉志久ビーチに到着。ああ、、、ツーリングが終わってしまう~。
でも最後にもう一つ楽しみが待っているのだ。大城さんがカヤックの上に立ち上がって「お楽しみ」を探してます。
Kuboちゃんも捜索中。
カヤックの上からは見つからなかったけど、とりあえず上陸。ここも、まるでミネラルウォーターの様に綺麗な海だ。
浜に居た大城さんの知り合いから情報を得て、全員マスク装着。
出動~! 僅か数分泳いだところで、、、
いた!ウミガメだ!!
ここ渡嘉志久ビーチの入り江には数匹のカメが定住しており、99%の確立で一緒に泳ぐく事ができるそうだ。カメは人に慣れてて、こんなに接近しても逃げません。
我々が周りを泳ぎまわっているを全く気にせず、のんびりと海草を食べてる。
浅いので、海面からでもカメが良く見えます。
Kuboちゃんは、よくカメと一緒に泳いでましたね~。
一緒に写ってる写真が沢山ありました。
カメが動き回らないので助かります。そうでなければ、あっという間に見失ってしまうでしょう。
ああ~、カメがこんなに可愛らしいとは思わなかった。
おっとりしていて、白いお腹、、、
そして短い足でスイ~っと泳ぎます。
ほんの少しの動きで飛ぶように動き回る。。。yone好みです。
しかし、どんなに可愛くても、やがて飽きる。
皆、いつの間にかカメの追っかけを卒業して、ふざけ始めました。海中で頭を洗うKuboちゃん。Ohzeki曰く、何日もお風呂に入らなかった後は、こうして頭をゴシゴシしておくと、撤収後のシャワーでシャンプーの泡立ちが良いそうだ。
Kohちゃんは海底に立って、あたりをきょろきょろ。
Ohzekiは真っ直ぐ漂いながら、クルクルと回ってる。
2人で海底ダンスに、、、
そして、やはりKubo家は楽しそうだ。
いやいや~、これにてツアー終了。 カメさん、、、いや、大城さんありがちょね~。
みんなニコニコ明るい撤収。皆で持てば楽チンだ。
荷物は草地の上で軽く乾かす。
カヤックは全て水洗い。片側が低くなった洗い台を使うのだ。
暑くて汗だらだらです。そして再び漕店の車に全ての荷物とカヤックを積んで終了。その後、海洋研修所でシャワーを浴びてさっぱりしました。
沖縄本島に帰るフェリーは午後発です。十分時間あるので、海岸近くのレストランでお昼なのだ。
とりあえずオリオンビールで乾杯。沖縄に入ってから、飲むビールは全てオリオンでしたね。なぜか東京で飲むオリオンより旨く感じる。
まだ少し時間あるので、島の回りを見渡せる高台に連れて行ってもらいました。4日間漕いだルートが手に取るように見えるのだ。綺麗な島々は、どこに行っても綺麗な海と砂浜があった。ほんとに良い所だにゃあ。
フェリー乗り場の売店でお土産を買ってるうちに、乗船時間になりました。Ohzekiが早目に乗った方が良いと言うので、さっさと乗り込む。
ああ、、慶良間が離れていく。楽しかったにゃあ~。
帰りの船内はお客で溢れてました。船室内の座席は一杯で、外の席や、デッキ上に座ってる人もいる。3連休最終日の帰り便なので、ちょ~混みです。Ohzekiのアドバイスのおかげで楽な席を確保できました。ありがちょね~。
5時頃、那覇の泊り港に到着。
一旦解散した後、今夜の宿「船員会館」1階の居酒屋に集合し、打ち上げとつにゅ~!
Ohzeki劇場も開演。自分専用のステーキをオーダーし、ペロッとたいらげた。
今まで見たこと無いメニューが多い。「モズクの天ぷら」は、中がみずみずしくて柔らかい。
定番の塩漬け豚肉。これはんめんめ(宮城弁:とっても美味しい)だ。
島豆腐に塩漬けの魚を載せたもの。魚がとてもしょっぱい。味も良いが、なにより見た目が綺麗だ。
いやいや、飲んでしゃべって、ツアーの良いシメになったのだ。今回は女性も多く、バランス良いメンバーだったと思う。テーブルの端では4人で女子会してました。あれ?Kuboちゃんが混ざってる。全く違和感ないな。
夢のような南国カヤックツアーが終わってしまった。今回は4日間ずっと晴天と凪が続き、好きなように漕げた。大城さん曰く、珍しいと言う。どうやら「凪を呼ぶ男:Koh」のおかげらしい。みんなありがとね~。また来よう!
沖縄・慶良間でシーカヤック・キャンプツーリングするなら「漕店(そうてん)」。
メシが旨いです。(^-^)
http://www.souten-okinawa.com/
コメント 0