牡鹿半島 猫の島Exp. Day 2 [遠征(Expedition)]
タップリ寝て、頭がスッキリして目が覚めた。ケビンのテラスから金華山に昇る朝日が見える。にゃん。
やはり朝ごはんも東北組が仕切る。ONDRさんが作ってくれた炊き込みゴハンおにぎりだ。
他にも”朝からカレー”や味噌汁、野菜炒めなどナド等、、、間違いなく体重増えました。
ゴハン食べたらケビンを撤収して、今日の出艇ポイントに向かう。車を停めて出艇準備してると、近くで作業してた漁師さんが声を掛けてきた。波止場の隅に車を停めてたのだが、そこは満潮時に水没すると教えてくれた。港なので普通は水が上がってこない場所なのだが、津波で地盤沈下したようだ。しかし、なにより地元の人がわざわざ仕事の手を止めて、知らせに来てくれたことに驚いた。
カヤックを下ろした後、車を安全な場所に10mほど移動してからしゅっぱ~つ。今回の遠征の目的地、猫の島「田代島(たっしょ)」に向かう。にゃ~ん。
ミサトちゃんの帽子は可愛い。ウニの骨に似てる。にゃん。
港の前の湾内は、びっしりと牡蠣の養殖棚が並ぶ。
今日は良く晴れて日差しが暑い。KMGさんなんか帽子を脱いじゃってます。
でも水温は低く、グローブは外せニャ~イ。
、、、ただ1人、北海道在住のキョコちゃんの除いて。恐れ入ります、にゃん。
さて、田代島に向けて海峡を渡るぞ、にゃ~ん。
はい、とうちゃ~く。にゃん。
島に着いた時、石巻からの定期船が入港してきました。牡鹿半島周辺の島を繋ぐ船です。
定期船の入港を待って、我々も港に入る。いよいよ猫の島です。桟橋の柱にも猫のペイントがある。きたきたきた~!にゃあ~~ん!
港の隅っこに上陸。通常、カヤッカーは港のスロープへの上陸を避ける習性がある。でも今日はこの島で生まれ育ったABちゃんのリードなので安心して上陸。ネイティブ・ローカルの強みだ。
すると、さっそく、、、
来た来た!ファーストコンタクト!第一島猫が寄ってきたニャ~。
ノラらしく、ぼさぼさだけど可愛い。おとなしくて、人なつっこい。きゃ~~!
猫の島らしく、こんなモノも猫です。
こんなモノまで猫。特注か?
ちょっと歩くと、こんなモノもある。まるで仕込まれ様に、横には黒猫が、、、
ABちゃんの案内で、島内観光です。島の港町らしい風情の細い道を歩く。にゃん。
途中の軒先も猫だらけ。この写真の中に何匹の猫がいるか、分かりますか?
島の人も”猫の島”の自覚があるらしく、庭先にはこんな物がぶら下がっています。
猫向けの注意書きだにゃん。いたずらすると、ゴハン抜きだニャン。
その横には、ノンビリくつろいでる猫、ネコ、ねこ、、、
店先の階段にも青色やオレンジ色の猫が、、、じゃなくて東北衆でした。まぎらわしいにゃん。
島のネコ達はKMGさんが好きらしい。
yoneには寄ってこないけど、KMGさんとは仲良しです。ちょっと羨ましかった、にゃん。
どこに行ってもネコの群が居る。
白黒のネコが一番多いが、黒っぽい子も多い。
みんな人なつっこくて、次々と寄ってくるのだ。にゃん。
ABさんの案内で向かう先はココ、「猫神社」です。なんだろ?にゃん。
出てくるネコちゃん全部を相手にしてるので、なかなか先に進めません。
やっと人里を抜けて、猫が居ないエリアに達しました。ちょっと坂道を登った先には、島の小学校が、、、
今は廃校になったここは、ABちゃんの母校。思い出の場所です。にゃぁ~ん。
ABちゃんの思いで話を聴きながら、しばし島の歴史をお勉強。
そこから少し先にあるのが、今日の目的地「猫神社」です。
昔から猫が大事にされてきた由来が書いてある。いつの日も、人は猫に癒されてきたのだ。にゃ~ん。
鳥居のシメ縄には猫の鈴が、、、ディテールまで猫です。ニャ~。
小さいけど、良く手入れされた祠です。来て良かった。ありがとねABちゃん。
港へは別の道を通って戻る。その道沿いも、猫だらけ。明らかに兄弟っぽい猫達が多い。
今まで見かけた島民は数人。猫は軽く100匹を越えてる。
丘の上にあるキャンプ場で休憩。集落から離れてるけど、沢山の猫が居ました。みんな食べ物はどうしてるのだろうか?
田代島の良いところ猫だけじゃない。もちろん海も綺麗だ。
集落に降りたところで、クロネコ堂に立ち寄る。
元郵便局に作られたここには、島を紹介する写真が壁一面に貼ってある。少しの猫グッズも置いてありました。
1年分の猫を満喫したら、けるける~。およよ、ABちゃんが木のパドルで漕いでる。珍しいにゃ~。でも、この後すぐに普通のプラスチックのパドルに戻ってました。
出発した港に戻ると、車が水没してることもなく無事に撤収。いやいや、よかったですよ、猫の島。ところでお腹空きましたね。田代島にはお店が無いので何も食べてません。ご飯行きましょうか。にゃんにゃん。
小一時間車を走らせて、女川町の海鮮食堂「おかせい」に来ました。昼食時間帯を過ぎてるにもかかわらず、大勢の人で賑わってます。約20分待ちだにゃ~。
これが話題の「女川丼(おながわどん)」。大きな甘海老がんめんめ。お客さんは全員コレを食べてました。食べ過ぎが気になるので、ご飯少な目です。
ここでABさん以外の東北衆とお別れ。SIJOさん、KUMGさんありがとうございました、にゃん。ONDRさん、フカキョン、ゴハンごちそう様でした。またお願いします、にゃん。皆は家に帰り、東京女子カヤッククラブとABちゃんは、今回の遠征のもう一つの目的地に向かいます。
女川の街中に入ると、多数の工事車両とすれ違う。去年見た横倒しの鉄筋コンクリートのビル(七十七銀行)も取り除かれ、だいぶ雰囲気が変わってきました。
もう一つの目的地とは、、、君の里帰りだよね、おのくん?
小野駅前仮設住宅に入ってきました。覚えてるかな?おのくん?
ここだ。入り口にはポスターが、、、
「めんどくしぇ」、、、おお!yone達は初めてここに来ました。
ゴミ箱も”おのくん”
ベンチも”おのくん”。徹底してるにゃ~。
中に入ると、レジェンドおのくんを発見。真ん中が一番最初に生まれたおのくんだ。その両側は最近生まれた弟達。。。うーん、ずいぶんとナニが違いますね。弟の方が出来がイイというのは、人間と同じだにゃん。
yone家のおのくんが寂しく無いよう、弟をつれて帰ることにしました。案内してくれて、ありがとねABちゃん。
今日は日曜だけど東京女子組はもう一泊、再びAOK宅でお世話になります。ABちゃんも一緒に、素敵なリビングで手作りの夕飯をいただく。
おお、チラシ寿司だにゃん。なんでかねぇ、東北の男は料理が上手いのよね~。
また、たっしょ(田代島)行きたいニャ~。今度、おのくんの里に行くときは午前中にしよう。夕方になると、殆ど全てのおのくんは里子に貰われていってしまうのだ。すっかり東北衆のおもてなしに甘えた松島/牡鹿半島遠征でした。ありがちょね、みんな。いつでも関東にきてけろ~!
おのくんに会うなら、、、「おら、おのくん。めんどくしぇ」
http://socialimagine.wix.com/onokun
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