Golden circle (day 5) [スナップ(Snapshot)]
天気が回復し、気持ち良い朝です。早起きして朝7時に宿を出る。
優しそうなホストファミリーと一緒に朝食を食べられないのが
残念だ。
Selfossは静かな町です。落ち着いた心地よい住宅街が広がってる。
移住するなら、こんな所がいいですね。今日はアイスランド観光で
最もポピュラーなGolden circleに行きます。
Selfossの町を出てすぐの所で、川を一望する展望台を発見。
いつでも好きな所に寄れるのがレンタカーのいいところだ。
景色を眺めながら、展望デッキで朝ごはん。
昨日のランチのサンドイッチの余りと、初日にスーパーで買った
ハム、チーズ。そしてインスタントコーヒーのシンプルな朝食です。
でも、気持ちいい時に、気持ちのいい場所で食べるから「幸福」なのだ。
アイスランド西部は緑が豊かだ。道路の両脇に森が広がっている。
火山灰の平原と、氷に覆われた山と、緑の平原。全てを一度に見る
ことが出来る。い~ではないか。
まずはGolden circleの一番奥の滝、Gullfossに向かいます。
Gullfossの傍には大きな駐車場とレストハウスがあり、そこから
木道が続いてる。
歩くこと僅か数分。。。おお!見えてきた。
滝の上から見下ろすことができます。
よくネットには上から見た冬の写真が載ってます。横の説明
ボードにも雪に覆われた写真があった。夏もいいけど冬も
いいな。その代わり、凍った道を運転するには覚悟が必要だ。
水量が多く、凄いしぶきが上がってます。もし後ろに太陽があれば
虹が見えるはずだ。あいにく朝は太陽が正面にあります。ココで
虹を見るなら、午後が良さそうです。
水は数段落ちた後、深い渓谷を流れていく。
ここに落ちたら死ねます。こわっ。
滝の下にも駐車場があり、そこから滝の直ぐ傍に行けるのだ。
手すりは細く、すり抜け自由だ。日本だったら、もう少し厳重に
区切ってるに違いない。
近くから見ると、また違う凄さだ。
滝の次は、間欠泉のGeysir。狭い範囲に何箇所も温泉が湧き
出してます。
80~100℃のお湯がコポコポとでており、お湯には困りません。
ここに家を建てれば、暖房費ゼロ円住宅だ。
駐車場から歩いてすぐ(アイスランドはなんでも駐車場からすぐだ)
のところに、大きな間欠泉があります。約5分間隔で噴出してるそうだ。
じっとカメラを構えて待ち構える。
他の観光客もカメラを構えてじっと待つ。動画を撮ってる人も
多いのだろう、皆静かにしてます。
来た来た!地下の水蒸気が噴き出す直前、水面が丸く盛り上がり、、、
そして一気に噴出!
十数メートルしか離れてないのに、熱水が噴き上がる。
風下にいると、暖かい蒸気と飛沫を浴びます。危険は感じませんが、
数週間前には子供が火傷する事故があったそうです。
結構高く吹き上がる。ちょっとしたビル並みだ。
噴出しないけど、他にも綺麗な温泉はあります。
なぜかコインが投げ込んでありました。銭洗い弁天みたいですね。
裏手の丘に登ればGeysir全体を見渡せる。大して広くないのだ。
あっ、吹いた。あそこが間欠泉だ。その背後に見える白い建物が
レストハウスです。
お土産を物色しにレストハウスに行くと、駐車場に沢山の
改造4WDが停まってました。
荒野を走るスーパージープツアーの車です。アイスランドの
あちらこちらで見かけました。こんなんで川を渡ったら面白い
ですよね。
アイスランドでは郊外の道路の速度制限は90km/hですが、
街中では50km/h。境界部分では70km/hとなってます。
"70"の標識が現れたらすぐにブレーキを踏まないと、次の
"50"の標識までに十分に減速できないことが多い。注意です。
間欠泉の次は、地殻プレートが生まれる場所”Gyao(ギャオ)”です。
Þingvallavegur国立公園まで走り、ビジターセンターで休憩。
そこの売店でスープとスナックを買ってランチです。奥の
野菜スープと真ん中の小さなパンはセット価格で約500円。
右のヨーグルトは約300円。手前のサンドイッチは300円位
です。まあ、そんなもんでしょう。
こんな感じの崖がアチコチにあります。地下から沸いて出た
地殻が、地表に出て割れたものだ。
ビジターセンターの裏手にあるこのポイントは、ただの裏山
なので訪れる人が居ません。yone家だけでノンビリしてたら、、、
後から他の旅行者もやって来ました。トレールになってるくらい
だもの、誰でも入ってこれるのだ。
その後、車で少し南下してGayoの人気スポットを歩く。
スロープを歩いて、崖上から下まで降りる事ができるのだ。
こんな崖が延々と続きます。今見ている崖の岩が、何億年か後に
日本までやって来るのです。そんな事いくら説明されても信じられ
ませんが、日本に生まれたyoneはアイスランドにシンパシーを
感じてしまう。
Þingvallavegur国立公園を後にして、首都レイキャビクに戻り
ます。都会が近づくにつれ、交通量が増えてきた。戻ってきた
ことを実感する。
今日の宿は、レイキャビクの中心街から少し離れたところにある
ゲストハウス"The Capital-Inn" です。元は学生寮か社員寮、
もしくはアパートメントを改装した様な造りでした。
まだ遅くない時間なので、街の中心部まで歩いていくことに
しました。途中の住宅街では、多くの家の庭にトランポリンが
あるのを発見。やっぱりアイスランドではトランポリンが人気
あるようです。
そう言えば、旅行前に読んだアイスランドのローカルニュースでは
「、、、この嵐によって街では6個のトランポリンが飛ばされ、
近所の建物や自動車に被害を与えました。」と書いてあった。
なんでトランポリンなんかが飛ばされるのか理解できません
でしたが、、、これで納得です。でも、なぜトランポリンの
人気があるのか分かりません。
30分ほど歩いて街の中心部のHallgrímskirkja(ハットルグリムス
教会)に到着。アイスランドの様な果ての地(失礼)に、立派な建物を
建築してしまう宗教の力は凄い。
礼拝堂の入り口には燭台があり、誰でもロウソクをともす
ことができます。
まさに天を突く形だ。
教会の前の道をメインストリートに向かって歩くと、両側には
カフェやお土産物屋が並んでる。おっと、PUFFINの名前のお店を発見。
Puffin専門店ではありませんが、Puffin小物が沢山あります。
しかし特に収穫は無く5分で終了。
お。これはちょっとそそりますが、飛行機では持ち帰れません。
メインストリートに出ると、多くの観光客が歩いてる。沢山の
レストランやブランドショップが並んで賑やかなのだ。yone家の
海外旅行の楽しみとして、アウトドアショップ巡りがあります。
この近くに用品店は無いようですが、代わりにアイスランドの
ローカルメーカーの直営店がありました。アイスランド最大の
アウトドアウェアメーカー66°NORTH。ローカルのガイドさんが
着ているのを良く見かけます。比較的カジュアルなウェアを多く
出しているICEWEAR。今日初めて知ったCINTAMANIは大きな
路面店を出してました。66°NORTHとICEWEARは郊外に
アウトレット店があるようです。後で行ってみましょう。
ぐるっと一回り歩き、とあるレストランで夕食。
まずはアイスランドビールで乾杯だ。
やっぱりラムのステーキ。そして鳥の串焼き。ラムは予想通りの
味ですが、鳥の付け合せのジャガイモが旨くてびっくり。
アイスランドのポテトは侮れません。
もう一杯いっちゃいましょうか。さっきと別のビールを注文。
今のところ、全てのアイスランドのビールはサッパリ・ライト系。
コクはありませんが非常に飲み易い。これで700~800円位です。
ちょい高目ですが「んめんめ(おいしいおいしい:宮城弁)」。
食事を終えて時刻は夜の9時。まだまだ外は明るく、通りは人で
賑やかです。歩いて行くと、メインストリートの端にはこんな
ゲートがありました。
そうです。歩行者天国になってるのです。ここレイキャビクでは
今年の5月から10月1日までの間、一部の通りで歩行者天国を
試行してます。市議会が提案し、多くの市民の賛同を得て始め
ました。これで街が活気付くと期待されてますが、商店主の
中には「車を店の近くに停められないので、買い物客が減る
のでは、、、」と危惧する人もいます。とは言え、徐々に
広がっていきそうです。
今日は朝から晩まであちこち廻りました。本日の行程はこちら。
明日はアイスランド観光の定番スポット、ブルーラグーンを
訪れます。
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