Blue Lagoon (day 6) [スナップ(Snapshot)]
今日はアイスランド観光の最終日。明日の朝の飛行機で帰るので、
ドライブは今日で終わりです。 街を出る前に港の周りをちょっと
走ってみる。週末の朝のレイキャビクは、走ってる車もまばらで
人気がありません。
街を出て北に向かう。地図には大きな湾を横切る道路があり、
「長い橋かな?」などど思いながら走って行くと、、
気がついたら、細長い湾をショートカットするトンネルに
入ってました。結構長い。
1998年に開通したこのトンネルのおかげで、海沿いを走るより
約1時間程度時間短縮できるそうです。トンネルから出ると
料金所があり、通行料は約1000円。クレジットカードOKです。
料金所を抜けたところにあった駐車スペースに停めると、湾の
説明板がありました。色々と見所があるようです。ノンビリする
時間は無いけど、とりあえず湾を一周することにしました。
最初の見所は、、、道を横切る羊だ。あちこちにいます。
湾の奥は干潟になっており、沢山の鳥が干上がった海底を
ついばんでました。遠くには岩山と雪が見える。青い海と緑の
草地、黒い岩山と白い雪。そして白い雲と青空です。
アイスランドはステキな色で満ちている。
また別のポイントには小さな滝があり、傍には古い住居風の
跡がありました。ここなら水に不自由しません。
ここでもLupinsが繁殖中。見た目は綺麗ですが、増え過ぎる
のはマズイ。
さらにちょっと走ると、岬の上に沢山の車が停まってます。
ここは第二次大戦中に軍の監視所があったそうだ。湾に入って
くる軍艦を見張っていたらしい。なんでも無い場所ですが
有名スポットらしい。
おお、ここにも居た。スーパーラフロードツアーの車です。
パリ~ダカールラリーのカミオン並みのモンスター級スーパー
トラックだ。
参加者は荷台のキャビンに乗るようです。乗り降りは後部のドア
から下ろした梯子を使ってました。こんな凄いカミオンで何処に
行くのでしょう?チャンスがあったら参加してみたいですね。
アイスランドの郊外の橋は幅が狭く、車がすれ違えないことが
ある。橋の手前には標識が立っています。
その先にはこんな感じの鉄橋が待ってる。
必ず減速して対向車を確認するのだ。
橋のたもとで川を見てると、、、
遠くから犬がトコトコとやってきた。人なつこくて他の人達
にも擦り寄ってました。近くの家の犬だろうか?しかし、辺り
を見渡しても家はありません。はぐれ犬かなあ。
ドライブを終えて再びレイキャビクに戻り、中心部からちょっと
離れたショピンモールエリアに立ち寄ります。アイスランドの
アウトドアブランドのアウトレットショップです。旅行先で
アウトドア・ショップを巡るのがyone家の定番だ。しかし、
まだ朝の10時前なので開店してません。
そこで隣のバーガーショップで早めのランチ。アメリカ風の
ホットサンドだ。ラム肉ならアイスランド風だが、これは
ビーフ。日本でも良く食べる味でした。
やっと開店時間になった。とつにゅ~!
ここにはICE WEARとNORTH66°のショップがあり、
アウトレット品を幾つかゲット。良いお土産になりました。
お、、、ここでもネコ発見。やはり首輪から何かぶら下げてます。
IDか?それとも飾り?
アウトレットで買い物をしたら、いよいよレイキャビクを離れて
ケフラヴィーク国際空港の方に向かいます。その途中で本日の
メインイベント、Blue Lagoonに立ち寄るのだ。国道を離れて
溶岩の平原を走ると、遠くに蒸気が立ち上ってるのが見えて
きました。
広い駐車場には沢山のレンタカーや大型観光バスが停まってます。
車から降りてくる人達は皆軽装で、小さなカバンだけ持って歩いて
いく。ほとんど日本の立ち寄り湯と同じ風景だ。yone家もタオルを
持って駐車場から少し離れた施設に向かいます。周囲は人間の背丈
より高い溶岩原になっており、まるで浅間山の鬼押出しみたいです。
ところで、この日は日差しが無くて肌寒い。yone達はジャケットを
着てますが、白人(多分ヨーロッパ系)の観光客はTシャツ+短パンです。
溶岩原の間の小道を歩いていくと、突然Blue lagoonの入り口が
現れます。周りの溶岩に隠されて遠くはもとより、駐車場から
でも建物は見えません。景観維持のためでしょうか?
中はこんな感じ。広い温泉プールだ。薄青色のお湯がタップリ
です。残念ながら、中はカメラ持ち込み禁止(らしい)だったので、
これ以外の写真はありません。。。でも、多くのお客さんが
カメラやスマホで写真を撮りまくってました。警備スタッフも
注意してませんねぇ。
ところで、この日(日曜日)はとても混んでおり、入場券を事前
購入して無い人は空くまで待機しなくてはなりませんでした。
スタッフから色付きゴムバンドを受け取り、他の観光客とともに
入り口付近のカフェスペースで時間をつぶします。中が空くと
スタッフが来てバンド色毎にお客を案内するシステムです。
コーヒーを飲みながら待つこと30分、やっと入ることが出来
ました。ここに来る時はWebサイトで事前にチケット購入する
べきですね。
受付カウンターでICチップリストバンドをもらい、更衣室
ロッカーに荷物や靴を入れ、水着に着替えます。外のラグーン
に入る前にはシャワーと石鹸で体を綺麗にしなくてはなりません。
ロッカーや、動線などのシステムがしっかりしており、まるで
日本のスーパー銭湯のようです。
中は沢山の観光客で賑わってました。ほとんど白人ですが、
様々な人種のお客さんがいます。南部で日本人は皆無でしたが、
ここやレイキャビクではたまに見かけます。
今回の旅の目的地はBlue Lagoonが最後。あとはレンタカーを
返して、明朝の飛行機で日本に帰るだけだ。レンタカー変約場所は
ケフラヴィーク国際空港前のRUTE1用の駐車場。車を受け取った
場所です。満タン返しなので空港の目の前のガソリンスタンドで
給油しました。
車を受け取る時の説明では、大抵そこにスタッフが居るそうです。
居なければ車を停めてショップに電話連絡を入れるだけで返却終了です。
ドアを全てロックした後、車の鍵を給油口の中に入れて蓋を閉め
ます。これならスタッフ無しでも乗り捨てられる。それにしても
立会い無しで返却OKなんて、日本並みのモラルを期待してますね。
今夜は空港近くのホテルStart Keflavík Airport に泊まります。
質素な外観ですが、最近リフォームしたらしく内部は新しく、
モダンで綺麗です。おまけにフロントのスタッフがとても親切。
yoneの下手な英語でも嫌な顔せず、色々と世話を焼いてくれました。
yone家の部屋はシンクやシャワールーム付きの広い部屋。
お土産と荷物を整理し、帰路のパッキングするにはうってつけ
です。しかも清潔で気持ちいい。ホテルの共用スペースには、
大きなキッチンや冷蔵庫、ダイニングがあり、自由に使えます。
実際に白人の若者達が自炊してました。
ただし、郊外の集合住宅/工場/倉庫エリアのホテルなので、
周囲にはお店やレストランがありません。yone家は空港の
売店で買ってきたお弁当などで夕食を済ませました。本当は
空港のカフェやレストランで食事するつもりだったのですが、
ロビーのカフェは早い時間に閉まってました。夜まで営業
してるのは、セキュリティーゲート内のお店だけだったのだ。
明日朝の便で家に帰ります。携帯電話で空港に向かうタクシー
を予約し、缶ビールで乾杯した後は、シーツにくるまって
気持ちよく眠りました。ホテルの周りには何も無いので、
夜はとても静かなのだ。
”Blue Lagoon”に行くなら、前売り券購入がお勧めです。
http://www.bluelagoon.com/
アイスランドを代表するアウトドアブランドのアウトレット店の
場所はこちら。
North 66°
ICE WEAR
ケフラヴィーク国際空港に近い、快適なホテルはこちら。
Start Keflavík Airport
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